5月5のこどもの日に宝塚市にある西谷の森公園に行ってきました。実際には、公園そのものではなくて、近くにある丸山湿原へ行く道を歩いたのですが・・・。昨日、花の紹介をしたので、今日は虫を紹介します。といっても、まだまだ少ない感じでした。
歩き始めて最初に気が付いたのはこんなクビボソジョウカイの仲間です。これが草一本に1匹ずつ、ざっと数えて十数匹止まっていました。この写真のように上を向いているのもあれば、下を向いているのも。いずれもじっと止まっているだけで、特に何をしようとするわけでもないようでした。何をしているのでしょう。
チョウはまだパラパラいる程度。これはたぶん、ツバメシジミ。
途中に池があるのですが、それが近づくとこんなサナエトンボが何匹か見られました。肩の部分に黒い筋に白い筋(前肩条)がないので、タベサナエかもしれません。
こちらは筋が入っているので、オグマサナエかな。
さらに行くと、やや日陰になったところにシオヤトンボがいました。それもうじゃうじゃといった感じで。だいたいはこんな♀型でしたが、
探すとこんな若い♂もいました。
道にはニワハンミョウがいました。
こんな変わった虫も。図鑑を見て、オオイシアブとチャイロオオイシアブでだいぶ迷ったのですが、腹部第1節から第4節前半の毛は黒、胸部は褐色を交えた黒い毛という「原色昆虫大図鑑III」の記述からオオイシアブの方にしました。合っているかどうか分かりませんが・・・。それにしても変わった格好の虫です。
帰りにコチャバネセセリを見ました。トンボはいっぱいいたのですが、チョウは少なかったですね。
ついでに宝塚自然の家にも行ってみました。でも、昨日も書いたのですが、ここはリニューアル中ということで、今後2年間は中に入れないみたいです。昨年、松尾湿原で見たハッチョウトンボは今年は見ることができないみたいです。
仕方なく、周辺を歩いてみました。日陰にカワトンボがいました。これが今、ややこしいことになっています。以前はこんなトンボを見るとニシカワトンボ、翅が茶色で粉をふいたようなトンボがいるとオオカワトンボと言っていたのですが、DNAで調べるとそう単純ではないようです。研究の結果、日本産が大きく分け2種類いることになりました。全国的にいるのはニホンカワトンボ、関東から西にいるのがアサヒナカワトンボです。ともに、茶色の翅の個体が混じっていて区別がつけられません。「日本のトンボ」にはこの2種の分布図が出ていて今のところ、これが唯一の手掛かりになります。この図によると、私のいる近畿中部では、茶色♂と薄茶♀はともかくニホンカワトンボ、透明♂はアサヒナカワトンボ。問題は透明♀でこれは両方分布しています。この写真は透明♂なので、とりあえずアサヒナカワトンボということになります。
そして、これは茶色♂なので、ニホンカワトンボ。
問題はこの透明♀です。先ほどの図鑑だと、ニホンカワトンボは胸部が大きく、頭部が相対的に小さく、翅脈は密で縁紋が長細いとのこと。どれも相対的な表現なので、なんとも言えませんが、この写真の個体はなんとなくアサヒナカワトンボにしたくなるような感じです。
そのほか、この場所ではシオカラトンボ、
それにシオヤトンボがいました。でも、ともに数は少なかったです。
久しぶりにこの地区に来たのですが、宝塚自然の家が休園中というのは驚きました。入り口に柵がしてあるので、中には入れません。これからしばらく松尾湿原には行けないですね~。

歩き始めて最初に気が付いたのはこんなクビボソジョウカイの仲間です。これが草一本に1匹ずつ、ざっと数えて十数匹止まっていました。この写真のように上を向いているのもあれば、下を向いているのも。いずれもじっと止まっているだけで、特に何をしようとするわけでもないようでした。何をしているのでしょう。

チョウはまだパラパラいる程度。これはたぶん、ツバメシジミ。


途中に池があるのですが、それが近づくとこんなサナエトンボが何匹か見られました。肩の部分に黒い筋に白い筋(前肩条)がないので、タベサナエかもしれません。

こちらは筋が入っているので、オグマサナエかな。


さらに行くと、やや日陰になったところにシオヤトンボがいました。それもうじゃうじゃといった感じで。だいたいはこんな♀型でしたが、

探すとこんな若い♂もいました。

道にはニワハンミョウがいました。

こんな変わった虫も。図鑑を見て、オオイシアブとチャイロオオイシアブでだいぶ迷ったのですが、腹部第1節から第4節前半の毛は黒、胸部は褐色を交えた黒い毛という「原色昆虫大図鑑III」の記述からオオイシアブの方にしました。合っているかどうか分かりませんが・・・。それにしても変わった格好の虫です。

帰りにコチャバネセセリを見ました。トンボはいっぱいいたのですが、チョウは少なかったですね。
ついでに宝塚自然の家にも行ってみました。でも、昨日も書いたのですが、ここはリニューアル中ということで、今後2年間は中に入れないみたいです。昨年、松尾湿原で見たハッチョウトンボは今年は見ることができないみたいです。

仕方なく、周辺を歩いてみました。日陰にカワトンボがいました。これが今、ややこしいことになっています。以前はこんなトンボを見るとニシカワトンボ、翅が茶色で粉をふいたようなトンボがいるとオオカワトンボと言っていたのですが、DNAで調べるとそう単純ではないようです。研究の結果、日本産が大きく分け2種類いることになりました。全国的にいるのはニホンカワトンボ、関東から西にいるのがアサヒナカワトンボです。ともに、茶色の翅の個体が混じっていて区別がつけられません。「日本のトンボ」にはこの2種の分布図が出ていて今のところ、これが唯一の手掛かりになります。この図によると、私のいる近畿中部では、茶色♂と薄茶♀はともかくニホンカワトンボ、透明♂はアサヒナカワトンボ。問題は透明♀でこれは両方分布しています。この写真は透明♂なので、とりあえずアサヒナカワトンボということになります。

そして、これは茶色♂なので、ニホンカワトンボ。

問題はこの透明♀です。先ほどの図鑑だと、ニホンカワトンボは胸部が大きく、頭部が相対的に小さく、翅脈は密で縁紋が長細いとのこと。どれも相対的な表現なので、なんとも言えませんが、この写真の個体はなんとなくアサヒナカワトンボにしたくなるような感じです。

そのほか、この場所ではシオカラトンボ、

それにシオヤトンボがいました。でも、ともに数は少なかったです。
久しぶりにこの地区に来たのですが、宝塚自然の家が休園中というのは驚きました。入り口に柵がしてあるので、中には入れません。これからしばらく松尾湿原には行けないですね~。