里山日記

北摂の里山近くに住んでいます。里山をぶらぶら歩きながら撮った虫や鳥、花の写真を載せています。時には旅先で撮った写真も載せます。

2015年09月

最近、北摂里山博物館を巡ることを楽しみにしています。里山博物館は里山をまるごと博物館にしようという兵庫県の取り組みです。この間から、黒川、国崎クリーンセンタ、一庫公園に行ったのですが、これらはいずれも里山博物館として名前の挙がっていたところです。

イメージ 18


今回は多田銀銅山に行ってきました。多田銀銅山は古くは鎌倉時代から鉱山としての歴史が残っているようですが、盛んになったのは安土桃山、江戸にかけてでした。ここは最近、国指定史跡に指定されましたが、里山博物館の一つにもなっています。入り口には悠久の館という資料館があります。

イメージ 19


イメージ 20


その向かいは昔の代官所跡で、そこへの入り口がこれです。残念ながら立ち入り禁止になっていました。

イメージ 1

道沿いに歩き始めてヘビノネゴザの多いことに気が付きました。

イメージ 2

イメージ 3

記録のために写真を撮っておきました。独特の勾玉のようなソーラスをしています。ここから先、ヘビノネゴザだらけでした。ヘビノネゴザは金山シダとも呼ばれ、鉱山の近くに生えると言われていますが、その通りですね。

イメージ 4

途中にいた赤とんぼです。マユタテアカネですね。

イメージ 5

民家の壁にはこんな毛虫が。調べてみると、ムクゲコノハという蛾の幼虫でした。

イメージ 6

イメージ 7

ヘビノネゴザと共に気がついたのはスジグロシロチョウが多いこと多いこと。とにかく蝶のほとんどがスジグロという状態でした。

イメージ 8

途中で見た花です。コバギボウシ。

イメージ 9

それにムラサキツユクサです。

イメージ 10

しばらく道沿いに歩くと金山彦神社になりました。

イメージ 11

神社に行く途中もヘビノネゴザだらけ。

イメージ 12

これは神社の本殿です。小さな鳥居がありました。

イメージ 13

この辺からシシガシラが増えてきました。

イメージ 14

林の中を歩くこと数分で青木間歩に着きました。この辺では坑道を間歩(まぶ)というようです。この中に入ることができました。

イメージ 15

中は明かりがついていましたが、たった一人なので、もし崩れたらどうしようと思って、途中で引き返しました。

イメージ 16

出てきたところにはやはりヘビノネゴザです。

イメージ 17

道はこんな小さな川に沿っていました。続きは次回です。

花の続きで、兵庫県川西市黒川で見た虫たちです。

イメージ 1

今日はこの虫からです。綺麗な色をしています。翅の模様から調べてみると、ベッコウシリアゲみたいです。これはたぶん♀の方で、

イメージ 2

こちらが♂みたいです。

イメージ 3

これはハバチの仲間です。「大阪府のハバチ・キバチ類」の検索表で調べてみると、イヌノフグリハバチかなと思ったのですが、よくは分かりません。

イメージ 4

ニラの花に来ているホソヒラタアブです。

イメージ 5

こちらはホソヒメヒラタアブでしょう。この手の小さなアブはたくさんいました。

イメージ 6

これはシマアシブトハナアブみたいです。

イメージ 7

そしてキツネノマゴの花ばかり探しているトラマルハナバチです。

イメージ 8

後はアキアカネ。

イメージ 9

アカタテハ。

イメージ 10

ウンモンクチバ?

イメージ 11

ハネナガイナゴかな。

イメージ 12

それにネコハエトリ、

イメージ 13

ナガコガネグモ。

こんなところを撮って、近くにある一庫公園にも行って、知明山に登る500段階段を登ってみました。途中、息が切れたのですが、辛うじて頂上に着きました。途中で見た虫たちです。

イメージ 14

これはヒナバッタかなと思うのですが、よく分かりません。

イメージ 15

腹部が波型の模様なのでモンスズメバチ。

イメージ 16

それにショウリョウバッタです。この日は歩き過ぎで、だいぶくたびれました。

5日前に、また兵庫県川西市の黒川に行ってきました。毎年9月頃に歩いているので、9月頃に見られる昆虫や花の図鑑めいたものを作ろうと思って・・・。それで気のついた花を写してきました。

イメージ 1

まずはヤブミョウガから。外観は以前撮影したので、この日は花だけ接写で写しました。

イメージ 2

それにイヌコウジュだと思われる花です。拡大すると特徴が現れて面白いですね。

イメージ 3

これはダイコンソウでしょう。特徴的な実ができています。

イメージ 4

イタドリは今が満開ですね。

イメージ 5

ツルボも見られました。これを見ると秋という感じですね。

イメージ 6

花がこんな感じなので何だろうと思ったのですが、やはりコマツナギでしょうか。

イメージ 7

これは田んぼの脇に生えていました。チョウジタデです。

イメージ 8

最後は公民館の裏手に生えていたコバギボウシです。なかなか見事です。

これでだいたい撮れたと思ったのですが、ススキを撮るのを忘れていました。また行かないと・・・。

9月12日に大阪府河内長野市にある花の文化園に行ってきました。

イメージ 1

文化園に入ったところはこんな感じになっていました。植物で面白かったのはこんな花でした。

イメージ 2

カラスウリのような花ですね。

イメージ 3

でも、実はこんなに細長いのです。これはヘビウリです。

私はどちらかというと花より虫に興味があります。昨年の9月17日にも行ったのですが、その時には入口近くの噴水池でベニイトトンボを見つけました。それで、今回はそれがまだいるか確かめるのが目的でした。

イメージ 4

イメージ 5

噴水池にはショウジョウトンボやシオカラトンボがいましたが、肝心のベニイトトンボは見つかりません。

イメージ 6

イメージ 7

その代わり、アオイトトンボを見つけました。

イメージ 8

イメージ 9

後はクロイトトンボくらい。

イメージ 10

オオオニバスの葉の上に小さなアマガエルがいました。

イメージ 11

こんな格好で何時間もじっとしていました。

イメージ 12

イメージ 13

後はトノサマガエルと、

イメージ 14

こんなコモリグモ。たぶん、キシベコモリグモか、カワベコモリグモかなと思います。

池を離れて歩いていくと、チョウがいっぱい飛んでいました。

イメージ 15

イメージ 16

ツマグロヒョウモンと

イメージ 17

その幼虫です。

イメージ 18

それにイチモンジセセリもたくさんいました。

イメージ 19

これはルリタテハです。ちょと止まってはすぐに飛び回るので写すチャンスがありません。この写真がやっとでした。

イメージ 20

アゲハやキアゲハ、クロアゲハなどもたくさんいたのですが、なかなか止まってくれないので・・・。これは産卵中のキアゲハです。

イメージ 21

後はウスバキトンボ。

イメージ 22

このクマバチ、盗蜜でもしようとしているのだろうか。

イメージ 23

それからアメリカミズアブでした。この植物園は虫が多いので、私にとっては何かと楽しみです。

9月11日に兵庫県川西市黒川を歩いた時に見た虫たちです。黒川は妙見山の西に広がる里山で、日本一の里山と称されているところです。自然豊かで、昔ながらの農村風景を見ることができます。いつもは蝶とトンボを撮影するのですが、この日はそれ以外の虫を中心に撮ってみました。

イメージ 1

まずはツマグロオオヨコバイです。

イメージ 2

はっきりとはしないのですが、図鑑を調べてみるとマドヒラタアブに似ているようです。

イメージ 3

クロウリハムシです。面白い食痕を残しますね。

イメージ 4

それにウリハムシです。

イメージ 5

クヌギの木にはカブトムシが来ていました。最近、カブトムシを見ることが少ないので、ちょっと珍しかったです。

イメージ 6

イメージ 7

そのすぐ近くにはキンモンガがいました。色が黄色と黒なので日陰でも目立ちます。

イメージ 8

これはホシオビコケガという蛾です。

イメージ 9

これはたぶん、キイロスズメバチ。

イメージ 10

それにキオビツチバチ。

イメージ 11

これはキアヤヒメノメイガ。

イメージ 12

それにたぶん、ハネナガイナゴだと思います。

イメージ 13

チョウではチャバネセセリがいました。

イメージ 14

イメージ 15

それにこれはヤマトスジグロシロチョウだと思います。

虫も探すといろいろといるものです。

↑このページのトップヘ