里山日記

北摂の里山近くに住んでいます。里山をぶらぶら歩きながら撮った虫や鳥、花の写真を載せています。時には旅先で撮った写真も載せます。

2015年06月

先ほどの続きで、家の周りを歩いたときに見た花と虫です。

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家のそばの芝生にはもうネジバナが咲いていました。この花を見ると、夏が近づいてきているのを感じます。

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ネムノキも満開でした。

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このトゲトゲのアザミはアメリカオニアザミといって、ヨーロッパ原産の帰化植物です。最近はあちこちで見かけます。

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こちらは畑で咲いていたものです。アーティチョークで、つぼみが食用になるみたいですね。

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細い水路の中で点々と咲いていたのはこのミズタビラコでした。

後は途中で見た虫たちです。

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小さな虫ですが、綺麗な虫でした。調べてみると、ヒロオビジョウカイモドキという名前でした。

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これはドロバチの仲間ですね。

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これも綺麗な虫です。アカクビナガハムシという名前のようです。

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ウスチャコガネです。

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チョウもいたのですが、あまり熱心には撮らなかったのでこれだけです。ツバメシジミとヒメウラナミジャノメです。

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蛾がひらひら飛んでいるので、何だろうなとずっと思っていたのですが、やっと1匹止まってくれました。ウメエダシャクでした。

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用水路脇にいたサワガニです。

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歩いていたら、突然目の前の草むらで蛇が動き出しました。2mほどもある大物です。びっくりしました。種類までは分かりませんが・・・。

散歩に行って写真を撮るのはよいのですが、整理が大変で、写真がだんだん溜まってきます。これは5日前の6月20日に散策に行ったときの写真です。最近はトンボが気に入って、トンボばかり撮っています。

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まず、最初に見つけたのはコオニヤンマでした。家の近くの川の土手を歩いていた時に見つけました。でも、近づいて撮影しようとしたらすぐに飛んでいってしまいました。

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キイロサナエは用水路脇、山道の横を流れる小川沿いなどあちこちにいました。これまで、山側にいるのはヤマサナエかなと思っていたのですが、どうやらみなキイロサナエのようです。

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用水路沿いにはハラビロトンボもいました。

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用水路にはもうハグロトンボが出ていました。ハグロトンボは水辺にいるので、見ていると涼しさを感じますね。

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川から離れて山に向かって歩くと、畑の中のところどころに用水池があります。そこものぞいてみました。イトトンボは少ないのですが、クロイトトンボがいました。

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池にはコシアキトンボが飛び回っていたのですが、なかなか止まってくれません。やっと1匹止まってくれました。

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オオシオカラトンボがいました。

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それにシオカラトンボもいました。

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もういなくなったと思ったのですが、シオヤトンボも1匹だけいました。この日のトンボはこんなところです。

花とほかの虫は次の機会に出します。

先月30日にチョウとトンボウォッチングをしたのですが、その時に撮っていた虫や花の写真をブログに載せておくのを忘れていました。もうだいぶ前のことになるのですが、記録なので、一応、載せておきます。

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このときはいつもの河原ではなくて山道の方を歩きました。その途中で見たコガネムシです。やや暗いところにいたのですが、光って大変綺麗でした。

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そして、これはヤマトシリアゲです。

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これは途中の畑に植えてあったものです。ブラシノキというのでしたね。

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そして、これはトンボを見に行った池に咲いていたミクリです。池の半分くらいがミクリで覆われていました。

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その池にいた変わった色のアブです。調べてみると、コガタノミズアブというようです。

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これは山道の途中で見たクモで、コガタコガネグモです。後ろにある白いX字のマークは隠れ帯と呼んでいますが、これでクモが隠れられるのかどうかは分かりませんね。(追記:チュウガタコガネグモみたいです)

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山道の終わりあたりで見た大型のハチです。名前が分からないので、ネットを探すとベッコウアメバチモドキという名前で書いておられる方も多数おられました。ただ、「原色昆虫大図鑑III」の説明を読むと、頭部赤黄色、前胸背板および中胸背板周辺部等々は黄褐色を帯びるという辺りはどうも違う感じです。これの近縁種かもしれません。(追記:ヒメバチ科コンボウアメバチ亜科コンボウアメバチみたいです)

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最後は用水路脇で見たゲンジボタルです。別に蜘蛛の巣にひっかかっているわけではなくて手前に止まっていました。この用水路を夜歩いたらホタルが飛び交っているのでしょうね。

5日前に家の周りを歩いた時の記録です。本当は山道を歩こうかなと思っていたのですが、天気がよいというわけでもないので、河原と用水路周辺を歩くことにしました。

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川に行く途中にはタイサンボクの花が咲いていました。ちょっと気をよくして歩いていると崖の上でごそごそ音がします。ひょっとしてと思って見上げてみると、

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やはりシカがいました。全部で5-6頭いそうです。

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角のない個体もいますが、

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立派な角の生えかけた個体もいます。

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カメラを向けるとじっとこちらを見て、警戒している様子です。シカというとみんな同じに見えますが、こうやって並べてみると、顔つきが少しずつ違います。

あまりに見つめられるので、撮影はやめて河原に行ってみました。

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相変わらずモンシロチョウなどの蝶が飛び回っています。

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これはモンキチョウ。

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それにベニシジミです。土手を歩くとしきりにバッタが飛び出すのですが、草むらに着地するので、何だか分かりません。

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やっと1匹撮影出来ました。トノサマバッタですね。河原はだいたいこんなものなので、今度は用水路の方に向かってみました。

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途中で見た虫です。上はアオクサカメムシの4齢幼虫、下はナカトビフトメイガかな。

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用水路は川から水を取って田んぼに水を供給しています。いつもはちょろちょろ流れているだけですが、今時分の田植えの時期には川の中ほどに土手のようなものを作って用水路側に水がたくさんいくようにしています。その用水路沿いにはキイロサナエがたくさんいます。

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こんな感じに用水路に沿って5-6mに1匹の割合で止まっています。♂ばかりです。

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用水路には山から水を取るところもあるのですが、そちらには水がほとんど流れていません。用水路の底にまたキイロサナエがいました。

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アオスジアゲハが吸水に来ていました。翅を広げると実に綺麗ですね。

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田んぼにはオオシオカラトンボもいました。

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こんなところで散歩を終わり、家に戻る途中、近くの草のつるにトンボが止まりました。何だろうと思って見ると、コオニヤンマでした。黄色と黒のコントラストが鮮やかです。

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もう家に着く頃、道端の壁にカノコガが止まっていました。ほん1時間位の散歩だったのですが、何だかんだと見ることができました。

昨日の続きです。宝塚市にある松尾湿原にササユリを見に行ったのですが、あいにく定休日で閉まっていました。仕方なく、その周りを歩いていたら思わぬ収穫がありました。

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見慣れないトンボだなと思ったのですが、とっさにムカシヤンマという名前が浮かんできました。これまで見たことがなかったのですが・・・。家に戻ってから調べてみるとやはりムカシヤンマのようです。文一出版の「日本のトンボ」によると、ムカシヤンマはムカシヤンマ科に入っていて、もともとは名前の通り、もっとも原始的なグループだと考えられていたのですが、最近のDNA解析ではヤンマ科より後で分岐した可能性が示されているとのことです。「ムカシのヤンマ」ではなくて、「サイキンのヤンマ」だったのですね。

林の入り口の日当たりのよいトタン板に止まっていました。近づいても意外に逃げません。うんと近づくとさっと逃げるのですが、また、すぐ近くに止まります。そんなことを5、6回繰り返して撮影しました。ヤンマというよりはサナエトンボという感じですね。

畑の間を通る道はテングチョウなどの蝶でいっぱいだったのですが、トンボも結構いました。

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これは用水路の横に止まっていました。たぶん、ヤマサナエでしょうね。

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コオニヤンマもいました。名前の通り、飛んでいるときは一瞬オニヤンマかなと思ってしまいました。こちらは道の横の植物に止まったり、

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畑の周りに張り巡らされた電気柵に止まったりしていました。脚が長いので、細い紐に止まるのが大変そうです。

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これはタベサナエだと思うのですが、道をずっと歩いて行って林に入る入口付近に止まっていました。

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道の横には細い水の流れがあるのですが、そこにホソミオツネントンボがいました。他にもイトトンボがいないかなと注意して探したのですが、残念ながら見つかりませんでした。

ついでによく見るトンボも写しておきました。

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これはシオヤトンボです。

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オオシオカラトンボの若い♂ですね。

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定番のシオカラトンボ。

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それにハラビロトンボでした。この日のトンボは全部で9種。まずまずの成果でした。

ついでに他の虫も載せておきます。

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ホオズキカメムシです。片側の翅が伸びきらなかったのかな。

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それにマメコガネでした。

この日はササユリを見るだけのつもりだったので、ムカシヤンマは大収穫でした。

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