実は、シダの特徴を調べるため昨日も箕面公園に行ってきました。昔、シダを少しかじったとは言え、独力でやるのはなかなか大変です。でも、少しずつ頑張って行きたいと思っています。
今日の最初はこのシダからです。葉がだいぶ取れてしまっていましたが、同じようなシダは川べりにもありました。
こちらは葉先がだいぶ枯れてしまっています。
羽片を拡大したところです。羽片の切りれ込み方が独特なので、イブキシダかなと思われます。
これはソーラスです。家に戻ってから図鑑を見ると、羽片の基部に通気孔と呼ばれる突起があるので、他種とたやすく区別できるとあります。残念ながらそこを見てこなかったので、昨日、出かけた時にもう一度見てきました。
羽片の基部を見てみました。何かありそうですが、もう少し拡大してみます。
これがそうなのかどうかはよく分かりません。でも、おそらく、通気孔なのでしょう。だとすると、やはりイブキシダであっているのかもしれません。
次はこのシダです。このシダはもう滝に近い道端にたくさんありました。


今日の最初はこのシダからです。葉がだいぶ取れてしまっていましたが、同じようなシダは川べりにもありました。

こちらは葉先がだいぶ枯れてしまっています。

羽片を拡大したところです。羽片の切りれ込み方が独特なので、イブキシダかなと思われます。

これはソーラスです。家に戻ってから図鑑を見ると、羽片の基部に通気孔と呼ばれる突起があるので、他種とたやすく区別できるとあります。残念ながらそこを見てこなかったので、昨日、出かけた時にもう一度見てきました。

羽片の基部を見てみました。何かありそうですが、もう少し拡大してみます。

これがそうなのかどうかはよく分かりません。でも、おそらく、通気孔なのでしょう。だとすると、やはりイブキシダであっているのかもしれません。

次はこのシダです。このシダはもう滝に近い道端にたくさんありました。


道端なので、少し汚れていますが、面白い形のソーラスです。羽片の基部にちょっと膨らんだ部分がありますが、これを耳垂というそうです。これが大きいのでノコギリシダかイヨクジャクかということになります。「シダの図鑑」(保育社)によると、イヨクジャクは耳垂にもソーラスがつき、羽軸につく部分には翼ができるというので、これはノコギリシダの方だと思います。
次はこれです。初め、家の近くで見たコバノヒノキシダだろうと思ってあまり注目しませんでした。でも、家に戻ってから写真を見てみるとどうも変です。それで昨日もう一度見てきました。葉にはこんな葉のものと、
針のように細い葉のものがあり、どうやらニ形のようです。この細い方にソーラスがついています。
こんな感じです。ソーラスは葉の先端を包むようにしてできています。これはタチシノブというようです。
近くにコバノヒノキシダもあったので、それも撮影してきました。
外見は似ていますが、コバノヒノキシダの方がもっと小さく、ソーラスの付き方がだいぶ違います。
ベニシダの仲間がないかなと思って探していたら、こんなシダを見つけました。一昨日は気が付かなかったのですが、やはり気をつけて探してみるものです。最下羽片の下向き第1小羽片の辺りを見てみます。
ベニシダではこの小羽片が明らかに小さいのですが、これはほとんど第2小羽片と同じくらいの大きさです。また、小羽片に切れ込みがあります。
こちらは中間辺りの羽片です。
ソーラスは赤っぽい綺麗な色をしています。「写真でわかるシダ図鑑」(トンボ出版)によると、最下羽片の下向き第1小羽片の大きさが第2小羽片に比べてはるかに小さいとベニ、マルベニ、サイゴクベニになり、やや小さいか同じだと、オオベニかトウゴクと書かれています。これはやや小さい部類なので、オオベニかトウゴクのどちらかだと思われます。この違いは、「シダの図鑑」や「日本の野生植物 シダ」(平凡社)に載っている検索表によると、ソーラスが中肋よりだとトウゴク、辺縁よりだとオオベニになっています。また、「写真でわかるシダ図鑑」によると最下羽片の柄が長いとオオベニ、短いとトウゴクだそうです。
そこでまずソーラスを見てみます。
これは小羽片を拡大したものですが、ソーラスは心持ち中肋よりなので、トウゴクシダの可能性があります。さらに、上の写真でも分かりますが、最下羽片の柄はそれほど明確ではありません。従って、トウゴクシダかなと思っています。
今日はこのくらいにしておきます。まだ、カナワラビやイノデの仲間が残っています。これらは結構難しいですね。でも、ぼちぼち調べていくつもりです。

次はこれです。初め、家の近くで見たコバノヒノキシダだろうと思ってあまり注目しませんでした。でも、家に戻ってから写真を見てみるとどうも変です。それで昨日もう一度見てきました。葉にはこんな葉のものと、

針のように細い葉のものがあり、どうやらニ形のようです。この細い方にソーラスがついています。

こんな感じです。ソーラスは葉の先端を包むようにしてできています。これはタチシノブというようです。
近くにコバノヒノキシダもあったので、それも撮影してきました。


外見は似ていますが、コバノヒノキシダの方がもっと小さく、ソーラスの付き方がだいぶ違います。

ベニシダの仲間がないかなと思って探していたら、こんなシダを見つけました。一昨日は気が付かなかったのですが、やはり気をつけて探してみるものです。最下羽片の下向き第1小羽片の辺りを見てみます。

ベニシダではこの小羽片が明らかに小さいのですが、これはほとんど第2小羽片と同じくらいの大きさです。また、小羽片に切れ込みがあります。

こちらは中間辺りの羽片です。

ソーラスは赤っぽい綺麗な色をしています。「写真でわかるシダ図鑑」(トンボ出版)によると、最下羽片の下向き第1小羽片の大きさが第2小羽片に比べてはるかに小さいとベニ、マルベニ、サイゴクベニになり、やや小さいか同じだと、オオベニかトウゴクと書かれています。これはやや小さい部類なので、オオベニかトウゴクのどちらかだと思われます。この違いは、「シダの図鑑」や「日本の野生植物 シダ」(平凡社)に載っている検索表によると、ソーラスが中肋よりだとトウゴク、辺縁よりだとオオベニになっています。また、「写真でわかるシダ図鑑」によると最下羽片の柄が長いとオオベニ、短いとトウゴクだそうです。
そこでまずソーラスを見てみます。

これは小羽片を拡大したものですが、ソーラスは心持ち中肋よりなので、トウゴクシダの可能性があります。さらに、上の写真でも分かりますが、最下羽片の柄はそれほど明確ではありません。従って、トウゴクシダかなと思っています。
今日はこのくらいにしておきます。まだ、カナワラビやイノデの仲間が残っています。これらは結構難しいですね。でも、ぼちぼち調べていくつもりです。