里山日記

北摂の里山近くに住んでいます。里山をぶらぶら歩きながら撮った虫や鳥、花の写真を載せています。時には旅先で撮った写真も載せます。

2014年09月

標題は宝塚市の丸山湿原ですが、実際は、西谷の森公園から丸山湿原に至る道で撮影したものです。いつも虫ばかり撮っているので、植物はなかなか名前が分かりません。それでも、記録として残しておこうかなと思って載せました。

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まずは、ワレモコウです。道端に咲いていました。

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これも道端で、アレチヌスビトハギ。

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車道から山道に入ったところであちこちに咲いていました。たぶん、イナカギク?

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秋はさすがにキノコが多い。名前は分かりませんが、開くと、

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きっとこんな感じになるのではと思いました。

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この黄色いキノコはいたるところにありました。名前が分かるとよいのですが・・・。

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最後はこのキノコです。やはり名前は分かりません。

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湿原をぐるっと回って、再び車道を歩いているときに見つけました。これはツリガネニンジンでしょうか。

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西谷の森公園の駐車場近くで群生していました。ワルナスビですね。北米原産の帰化植物です。

虫も少なかったのですが、花も少なかったですね。時期が少し早かったのでしょうか。

家の周りばかり歩くのに飽きてしまったので、宝塚市にある丸山湿原に行ってみました。実は、丸山湿原は今回が初めてで、山の中にあるとばかり思っていたので、この日は西谷の森公園をまず歩いて、次の機会に丸山湿原に行ってみようと思っていました。

現地に着いてみると、丸山湿原まで1.4kmの道標があったので、そんなに近いならと目的地を変更して歩いてみました。湿原の入り口までは舗装道路が続いていて、ちっとも山道らしくはありません。その途中で見た蝶とトンボです。

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まずはヒメジャノメです。

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次はチャバネセセリです。

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それに、ウラギンシジミ。

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葉の裏に止まっていますが、これはおそらくルリタテハだと思います。

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途中に池もあり、シオカラトンボがたくさんいました。それに、オオヤマトンボらしいトンボが飛んでいたのですが、早く湿原を見てみたいと気が焦ってしまい、あまりゆっくりと撮ることができませんでした。

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舗装道路の終点には駐車場があり、そこからは山道を行くことになります。

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途中、あまり虫がいなくて、ミドリヒョウモン♀がいたくらいです。しばらく山道を歩いていると何となく先が開けてきました。あそこが湿原だなと思って、勇んで歩いて行きました。

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この辺りから小さなアカトンボが見られ始めました。ヒメアカネでしょうね。顔が少し青いですね。

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木の隙間から湿原が見え始めました。湿原に着くと、その周りを東周りと西周りに回る道がありました。とりあえず、西周りを歩いてみました。すぐに、湿原を見渡せる高台が出てきました。

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見渡してみると、かなり狭い湿原です。しかも、見学路はこの高台を除いて、湿原の周囲を回るだけです。湿原との距離がありすぎて、とても撮影ができそうな気がしません。さらに、今どきは、見渡してもおよそ虫らしい動く姿は見かけません。時期が悪かったのかも。仕方なく一周回るだけ回って戻ることにしました。

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途中、出会うのはヒメアカネばかり。その他にはほとんど見られません。むしろ、湿原に至る道の方が多かったかも。今度は公園の方を歩いてみようかな。

空は雲で覆われ、日も陰った夕方なのですが、ちょっと散歩をしてきました。でも、暗いと撮影は難しいですね。

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いつも歩く用水路脇にはメヤブマオの花が伸びていました。何か新鮮な感じがしました。

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用水路にはハグロトンボが飛び回っています。何だか昼間よりも元気そうでした。

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マメ科の花も咲いていました。昨年はヨツバハギだと思ったのですが、何でしょうね。

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イチモンジセセリです。立ったまま写したので、ブレてしまってあまりうまく写りませんでした。

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畑の横の休耕地ではミヤマアカネが止まっていました。もう顔まで赤くなっています。

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道端にこんな花が咲いていました。どうせ帰化植物だろうと思って調べてみると、やはりフサフジウツギという中国西部原産の花のようでした。これを写していると、遠くで雷がなり、雨がポツポツやってきました。慌てて帰ることにしました。

午後から近くの郵便局に行ってきました。そのついでに、気ままに虫の撮影をしてみました。歩き始めてすぐに、船長気取りでユリの花に乗っているセセリチョウに出会いました。

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今頃咲くのはタカサゴユリ。そして、乗っているのはイチモンジセセリ。

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ただ、じっと前方を向いて止まっていました。

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さらに歩いてみました。この辺りは、最近、草刈りをした芝生の斜面です。シオカラトンボが1匹止まっていました。その横をすり抜けてさらに進んでいきました。

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木の根元で何か黒いものが動きました。鳥かなっと思ったのですが、望遠レンズで覗いてみると鳥ではなくて、ジャノメチョウでした。しばらく見ていると、そのうちすぐ近くまでやって来ました。

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芝地にはバッタが飛び回っています。一つ撮ってやろうと思って狙ってみたら、イボバッタでした。

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そして、こちらはマダラバッタ。なかなかスマートなバッタです。

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近くの木ではツクツクボウシがうるさく鳴いています。これも撮ってやろうと思って近づくとすぐに逃げてしまいます。近くの枝で鳴いていたので、そぉっと近づいてそのままじっとしていると、一瞬鳴きやんだのですが、すぐにまた鳴き始めました。

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近くにはヒカゲチョウもいました。

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こんな鮮やかなサルノコシカケ風のキノコもありました。キノコはあまり知らないのですが、図鑑で調べてみると、ヒイロタケというのに似ています。

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斜面を降りたところではハンミョウがいました。

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そのまましばらく歩いていると、ひらひらとヒメウラナミジャノメが飛んできて、近くに止まりました。そして、翅を思いっきり広げました。まるで、撮ってくださいと言わんばかりに。

ほんの僅かな時間でしたが、いろいろと見ることができました。

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