里山日記

北摂の里山近くに住んでいます。里山をぶらぶら歩きながら撮った虫や鳥、花の写真を載せています。時には旅先で撮った写真も載せます。

2014年06月

4日前に鶴見緑地に行ってみました。先日と同じで、チョウとトンボをすべて撮影して、何種くらい撮れるかどうか試してみました。こうすると普段のように漫然と見ているのと違い、モンシロチョウ1匹でも一生懸命に撮影するので、何か新鮮味が出てきます。

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鶴見緑地の中に大池があるのですが、その周辺にはミソハギがいっぱい咲いていました。さて、チョウやトンボは何種類ぐらいいるのだろうかと思って、池の周囲を歩いてみました。最初は、チョウからです。

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まず、ベニシジミです。これはたいてい止まっていてくれるので、撮影は楽です。

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モンシロチョウも周辺にたくさん飛んでいました。これは交尾拒否の姿勢の♀にアタックする♂です。

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池の近くではアゲハチョウとアオスジアゲハがともに吸水していました。これで4種になりました。

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途中でホシミスジを見ました。これで5種になりましたが、これからが増えません。

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池もほとんど一周するころにやっとモンキチョウとツバメシジミが撮れました。結局、7種でした。私に家の周辺の18種に比べるとずいぶん少なかったです。

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次はトンボです。トンボではまずショウジョウトンボ。

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それにシオカラトンボ。

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池の中のくいにはどのくいにもウチワヤンマが止まっていました。これでやっと3種。コシアキトンボは飛び回っているのですが、少しも止まってくれないので、撮影できません。エゾトンボの仲間も1匹飛んでいたのですが、これも撮影できません。結局、この後に雨が降り出し、3種で終わりになってしまいました。ちょっと少なかったですね。

雨なので、仕方なく温室に入りました。でも、最初の睡蓮の池でイトトンボを2種見つけました。

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上はセスジイトトンボの♀、下はクロイトトンボの♂です。これを合わせて、トンボは5種。やはり少ないですが、こんなもんですよね。

後は付録です。

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池の近くにいました。ちょっと赤い部分が見えているので、ミシシッピーアカミミガメでしょうね。

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温室の中で見つけました。周りが熱帯の植物ばかりで、まるで熱帯のトカゲのようですが、ニホンカナヘビでしょうね。

朝の続きです。この日の散策は、チョウとトンボを出来る限り撮影し、散策の間にそれぞれ何種類撮れるか挑戦してみました。チョウは18種だったのですが、さて、トンボはどうだったでしょう。

トンボを撮るため、散策にはため池を巡るコースを選びました。

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最初に見られたトンボはこのショウジョウトンボです。最初の池です。

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すぐ横にはシオカラトンボがいました。これで2種めになりました。この池にはクロスジギンヤンマも飛んでいたのですが、止まってくれないのでギブアップです。

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2番目の池ではギンヤンマが飛んでいたのですが、これもギブアップ。次に3番目の池に行ってみました。この池は小さいのですが、ミクリで覆われていてトンボの多い池です。キイトトンボがいました。

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隣にある小さい池に行ってみると、ハラビロトンボがいました。ギンヤンマやコシアキトンボも飛んでいたのですが、これもギブアップ。でも、とにかく、これで4種めになりました。


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5つ目の池ではヨツボシトンボがいました。この池も草に覆われ、ほとんど水がなくなっています。

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最後に大きな池に行ってみました。そこでやっとクロイトトンボが見られました。しかも連結です。

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この池にはコシアキトンボもたくさんいたのですが、ぜんぜん止まってくれません。やっと1匹だけ止まってくれました。これで7種めです。

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池の傍にはモノサシトンボもいました。すっきりした形ですね。

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木の葉の上にサナエトンボがいました。だいぶ翅がぼろぼろになっています。おそらく、フタスジサナエだと思います。

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最後に山道を歩いていて、ニホンカワトンボに会いました。翅が透明なので、アサヒナの方かもしれませんが。
これで10種になりました。結局、これで全部でした。それにしてもトンボは種類数も個体数も少ないですね。ため池8箇所も回ったのですが・・・。

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池にはモリアオガエルの卵もありましたが、これも今年は少ない感じです。

トンボ以外に撮影したものもついでに載せておきます。

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これはキスジホソマダラという蛾の仲間です。

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こちらはウメエダシャクという蛾です。

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そして、これはアヤシラフクチバ。

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カノコガもいました。トンボが少ないので、なぜか蛾ばかり目につきますね。

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ヘビトンボもいました。翅脈からヤマトクロスジヘビトンボだと思います。

ついでに花も載せておきます。

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ドクダミは満開でしたね。

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ウツボグサです。

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畑にはこんな花も咲いていました。ブラシノキというようですね。

そのほか、山道には幼蛇が2匹、モグラが1匹死んでいました。ちょっと歩いただけで、結構、いろいろと見られるものですね。

最近、里山散策も少し目標を失っていました。そこで、昨日は見たチョウはすべて撮影して、全部で何種類撮れるか、ちょっとしたゲームをやってみました。

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普段なら無視しているモンシロチョウ。貴重な1種です。慎重に撮影しました。

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山道に入る前、ドクダミにダイミョウセセリが止まりました。これはラッキーとパチリ。

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ベニシジミも貴重な1種です。失敗のないように何枚も撮りました。

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道にヒカゲチョウが止まっていました。これも1種です。

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ついでにヒメウラナミジャノメ。なかなか止まってくれなかったので、少し追いかけていったらやっと止まってくれました。

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山道に入ると小さなセセリがいました。何だろうと思って、ともかく写してみると、コチャバネセセリでした。なかなか順調に撮影が進んでいます。これで6種目。

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アゲハ類も飛び回っているのですが、止まってくれないので、おそらく駄目だろうなと思っていたら、ミカンの木に止まってくれました。産卵をしているようです。

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ヒメアカタテハも飛んでいて、近くに止まってくれました。8種目。アカタテハやヒョウモンもいるのだけれど、なかなか止まってくれません。

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モンキチョウが撮れました。たくさんいるのですが、なかなか止まってくれなかったのです。吸蜜していますね。

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テングチョウはいっぱいいるのだけど、忘れるといけないので、この辺で撮っておきます。これで10種。

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イチモンジチョウがいて、うまい具合に止まってくれました。

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シジミは意外にくせ者です。なかなか止まってくれません。やっとツバメシジミが止まってくれました。シロツメクサに産卵をしているのでしょうか。

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うまい具合にアサマイチモンジまでいました。これで13種。なかなか順調です。

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ムラサキシジミ。うまく撮れなかったので、普段なら出さない写真ですが、これも貴重な1種。

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コジャノメ。これも後ろにピントが合って失敗作。でも1種。これで15種です。

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栗の花が咲き始めていました。これはラッキー。しばらく粘ることにしました。これはホシミスジです。

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コミスジもいます。そのほかはテングチョウばかり。シジミのような小さいテングチョウがいっぱいいます。飛翔力がなくて、この辺でうろうろしているのかな。ときどき、ヒョウモンはやってくるのですが、ことごとくこのコミスジが追い払います。しばらく待っていたのですが、とうとう諦め。

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メインのところを過ぎたので、後は消化試合のような感じです。林が切り開かれて広場になっているところでヒョウモンが吸水をしていました。これはメスグロヒョウモン♂。

後は、キチョウ、ルリシジミ、ヤマトシジミ、クロアゲハ、キアゲハ、ヒョウモン類がいるので、何とか止まってくれないかと願っていたのですが、残念ながらこれが最後でした。2時間半で18種。まあまあの出来だったのですが、これであと、オオムラサキやゼフ、ミスジチョウあたりがいると申し分なかったのですがねぇ。

同時にトンボもやってみました。結果はまたこの次。

この2,3日、夏のような天気が続いていますが、昨日はちょっと低めだったので、家の周辺を歩いてみました。

前日、家の周辺で黒い大型の蝶を見たので、ひょっとしてオオムラサキかもと思って、一昨年見たクヌギの所までいってみました。クヌギは樹液が出ていないようで、虫はまったくいませんでした。

そこで、いつもの河原に行ってみることにしました。用水路脇の道に来るといつもしゃがんで周りを眺める癖がついてしまいました。でも、こうすると、それまで見えなかったいろいろな虫が見えてくるのです。

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ふと見ると、こんな青い綺麗な虫があちこちに止まっています。何だろうと思って撮影しました。近づいてもまったく逃げません。

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複眼には驚きました。何やら不思議な模様があります。

家に戻ってから調べてみると、外来種でアメリカミズアブというようです。Wikipediaによると、1950年ごろに日本に入ってきて、幼虫が草や果実、腐ったものを食べるので害虫になっているようです。

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近くにはヒゲナガガもいました。大変長い触角ですが、これは♂の方です。頭にもしゃもしゃした毛が生えていないので、ケブカヒゲナガではなくて、ホソオビヒゲナガの方だと思います。小さいけれど、翅は金色に光って大変綺麗です。

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カラムシの葉にはこんな虫もいました。やはり金属的な光沢をしています。調べてみると、ナガタマムシの仲間のようです。これも小さいのですが、タマムシの仲間だとやはり綺麗なのですね。

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ハルジョオン(?)の茎にはこんな変わった虫が。これはケバエの仲間の♀のようです。

しゃがみ込んで見ていると、本当にいろいろな虫が見られます。でも、ここらで少し歩いてみました。

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ウツギの花の中にモンキチョウがいました。花にすっかり同化してしまっているようです。

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ウツギの花にはダイミョウセセリも来ていました。だいぶ翅が痛んでいます。

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これは蛾の仲間でマドガといいます。昼間飛ぶ蛾は意外に綺麗です。

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キタテハが新鮮な翅を見せていました。羽化したばかりなのでしょうね。

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また、裏側からになってしまいましたが、ホシミスジです。

ぶらぶらと散策しながら橋を渡っていると、すぐ斜め下の方にカワセミが止まっているのに気が付きました。

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向こうも気が付いたようで、しきりにこちらを見ています。距離は近いのですが、うかつに動けません。少しずつ、ポケットからカメラを出して写しましたが、固定ができないのですこしブレてしまいました。

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3枚ほど撮ったところで、少し離れた所に飛んでいき、そこからもすぐに飛び去りました。この辺りでは久しぶりのカワセミでした。もう少しじっくり撮影できると良かったのですが・・・。

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