雨が降ったり止んだりと、あいにくの天気だったのですが、兵庫県川西市北部にある「にほんの里山１００選」にも選ばれた黒川に行ってみました。


雨なので、チョウは少なめ。その中でもセセリチョウが多い感じでした。雨で緑が映えるのか、キマダラセセリが大変綺麗でした。



この辺りはオオチャバネセセリを良く見ます。私の住むところではほとんど見ることがないのですが。


アサマイチモンジが一匹ひらひらと飛び回っていたのですが、そのうち葉の上に止まりました。


数は少ないですが、もう赤トンボがいました。これはノシメトンボです。前翅の先が破れてしまって気の毒です。


マユタテアカネもいました。尻尾がずいぶん赤くなっています。


これはナツアカネです。ちょっと赤くなりかけていますが、まだまだです。秋になると全身真っ赤になります。


去年、同じ時期に歩いた時は気が付かなかったのですが、今年はハグロトンボがいっぱいいました。


オオアオイトトンボは翅を広げた独特の姿で止まります。


綺麗な色なので思わず撮影したのですが、真上から撮ってしまったので、スズメガ独特の角が分からなくなってしまいました。セスジスズメという蛾の幼虫です。


毛虫が出たついでにもう一匹。フヨウの葉にいました。フタトガリコヤガという蛾の幼虫です。毛虫もよく見ると模様が凝っているし、色合いもなかなか綺麗です。


蛾が出たついでに、ニラの花に止まっていたシロオビノメイガです。初め、正面に止まっていたのですが、カメラが近づくと右の方にさっと移動してしまいました。それでも、口吻を伸ばして吸蜜しているようです。


雨だったせいか、沢ガニも色鮮やかに見えました。


そして葉の上には定番のアマガエルです。