里山日記

北摂の里山近くに住んでいます。里山をぶらぶら歩きながら撮った虫や鳥、花の写真を載せています。時には旅先で撮った写真も載せます。

2013年03月

鳥編に続く、京都府立植物園の報告です。
私は早春に咲く可憐な花が好きなので、もっぱら、植物生態園を歩いてみました。

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まず、カタバミ科のミヤマカタバミです。花が白くて可愛い感じです。

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キンポウゲ科のユキワリイチゲです。

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園内のあちこちに咲いていました。透き通るような感じの花弁に惹かれます。
今頃咲く花はみなキンポウゲ科ですね。

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これもキンポウゲ科のフクジュソウです。フクジュソウはそろそろ終わりのようでした。

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やはりキンポウゲ科のミスミソウです。葉が三角形に近く、三つに分かれるので三角草というのだそうですが、写真では葉は少ししか見えていないようです。

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これもキンポウゲ科のオウレンです。黄連と書いて、下痢止めに使われるようです。

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ニリンソウはまだつぼみでした。

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ご存知フキノトウです。こんなに花が咲いてしまうと、もう食べられないですね。

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ネコヤナギの花も咲いています。

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雌雄異株でこれは雄株のようです。若い雄花は赤くなると書いてありました。

今、咲いている野草はこのくらいでした。春の花はまだこれからのようです。

天気が良かったので京都府立植物園に行ってみました。半分は鳥見、半分は花見です。

いつもは植物園の駐車場に止めるのですが、今回は北山通りの駐車場に止めてみました。止めてから気が付いたのですが、一日1000円というのが平日だけで、土日は25分200円。ちょっと高いかなと思って、近くを歩いてみると、裏通りは一日800円。結局、そちらへ車を移動させました。

ちょうどお昼時だったので、ブリアン北山店でランチを食べました。順番待ちで20分ほど待ちました。ここはパン屋さんなので、パンは食べ放題で、しかも、ランチはホテル並みのおいしさです。コーヒーやデザートもついて1300円ほど。ずいぶんお得な感じです。

植物園に入ると、まず、満開の梅が出迎えてくれました。

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梅と共に、人もぞろぞろ。絵を描く人、写真を撮る人、子供連れの家族。茂みでガサゴソと音が聞こえると、写真を撮っている人がいて、なかなか鳥が見つかりません。

池の辺りに来ると今度は、大きな望遠レンズを付けたカメラマンがいっぱいです。何か鳥が来ると、来たぞという声とともに、一斉にカメラを向けています。

池にはマガモとヨシガモがいました。

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実は、昨年も同じ時期に来て、ヨシガモがいるのにびっくりしたことがありました。池が小さいので、近くでじっくりと写せるのがよいですね。

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池の周りをうろうろしていると、時折、カワセミがやってきます。比較的近くの枝に止まってくれたのですが、空が曇って来て、私のコンデジとテレコンではちょっと苦しい感じです。気がつくと私の周りにカメラマンが数人集まってきていました。

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コゲラも近くで見ることができます。一生懸命突いている様子は可愛いですね。

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こうして比べてみるとかなり大きな穴ですね。

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エナガも身近で見られました。

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イカルの鳴き声がしたので、イカルを写そうと思って園内を歩き回りました。一度、地面にいるところを見つけたのですが、カメラを構える暇なく、飛び去ってしまいました。残念!

植物園で見た鳥は全部で21種。

スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト、キジバト、ヒヨドリ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、エナガ、イカル、カワセミ、コゲラ、トビ、シロハラ、カワラヒワ、ウグイス、セグロセキレイ
マガモ、ヨシガモ、アオサギ

空は快晴だったのですが、昼間でも気温は9度までしか上がらず、やや寒い一日でした。もう鳥もあまりいないだろうなと思ったのですが、とりあえず、散歩に出かけました。今日は、山道には行かず、川沿いと畑の間を歩いてみました。

出かけてすぐに、空に猛禽類が飛んでいるのが見えました。

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その時は良く分からなかったのですが、家に戻ってから調べてみると、ノスリでした。この辺で見たのは初めてです。

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撮影しやすいところに止まってくれるのはムクドリばかり。

しばらく歩いていると、荒れた畑の一角に黄色の花があふれていました。

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花はキク科みたいなのですが、花びらにつやがあるのでキンポウゲ科かなと思ったのですが、名前は分かりませんでした。家で調べてみると、やはりキンポウゲ科で、ヨーロッパ原産の帰化植物のヒメリュウキンカのようです。

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散歩も終わりごろになって、ようやくジョウビタキ♂の姿を見ました。もう帰ってしまったのではと思っていたので、ちょっと嬉しい感じです。

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今日は、ツグミの姿も多く見ました。

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花にまみれたメジロが二羽、盛んに花の蜜を吸っていました。気温は低かったですが、いかにも春という風景ですね。


今朝はマイナスまで気温が下がったのですが、昼間は15度まで上がりました。まったく、温度差の大きい一日です。午後から、いつもの山道を歩き、帰りは川沿いを戻ってきました。鳥は全部で21種も見られたのですが、写真の方はどれも今一つ。むしろ、テングチョウと花が綺麗に撮れました。

まず、鳥です。

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池のほとりの木がかさかさ動くので、何がいるのだろうかとじっと待っていると、ウグイスが出てきました。時折、姿を見せるだけで、しかも、動き回るので、撮影は結構大変でした。

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高い木のてっぺんあたりを小鳥が飛び回っていました。エナガとメジロまでは分かったのですが、もう一種は何だろうと思って撮影してみたら、キクイタダキでした。私の住んでいるところでは今までほとんど見たことがありません。今年はなぜか、あちこちでキクイタダキにお目にかかります。

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金網越しのアオジです。金網があるので、アオジも安心しているのか、近寄ってもあまり逃げません。

チョウはテングチョウ、モンシロチョウ、キチョウを見ました。特に、テングチョウが数多く飛び回っています。

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越冬してきたとは思えないほど、綺麗なテングチョウでした。翅を広げて身体を温めているのでしょう。

山里はあちこちで花が満開でした。

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まずはサンシュユです。

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紅梅と白梅も綺麗です。

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この変わった花はトサミズキです。

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民家の石垣に垂れ下がっていました。オウバイです。

春爛漫という感じですね。

昼間なのに、太陽がぼんやりと見える程度の薄曇りの天気でした。おそらく黄砂かPM2.5で覆われているのでしょう。散歩は早切り上げて戻ろうと思ってを見上げるとオオタカが舞っていました。

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今日こそはうまく撮ろうとカメラを構えたのですが、撮影を始めるとどんどん遠ざかってしまい、結局、こんな写真しか撮れませんでした。

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河原にはネコヤナギでしょうか、枝の上にオスのジョウビタキが止まって、ヒッヒッと盛んに鳴いていました。ちょっと口を空けた所が可愛いですね。


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