気温3度。強い風が吹き、北摂では珍しい、12月の雪混じりの日でした。そんな中、カメラを持って歩いていると、強い風の中、クスノキの幹に必死につかまっている蛾の姿を見かけました。


(2012.11.19 撮影)

この写真のように、前翅と後翅の間に隙間をあけた止まり方をします。
風が止んだ時にふと見ると、今日は普通の止まり方をしていました。あれっ、こんな止まり方もするんだ。翅を離して止まるのはどんな意味があるのでしょうね。

ツマグロエダシャクのメスです。お腹が大きく、食草がクスノキなので、きっとどこかに卵を産もうとして、必死につかまっているのでしょう。そういえば、先月も同じような光景を見ました。

(2012.11.19 撮影)
このときは、クスノキの隣にある桜の木の幹でした。やはり強い風の中で、翅をばたつかせながらも必死につかまっている姿は印象的でした。ツマジロエダシャクというと、止まる姿が変わっていることでよく知られています。

(2009.5.30 撮影)
この写真のように、前翅と後翅の間に隙間をあけた止まり方をします。

風が止んだ時にふと見ると、今日は普通の止まり方をしていました。あれっ、こんな止まり方もするんだ。翅を離して止まるのはどんな意味があるのでしょうね。