10日に亀岡市にある大本花明山植物園で写した花の続きです。

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植物園の中には崖のようになっているところがあるのですが、その斜面に思いもかけず、キイジョウロウホトトギスがいっぱい咲いていました。黄色が本当に綺麗です。これが見れただけでもこの植物園に来たかいがありました。

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すぐそばにはキツリフネも咲いていたのですが、キイジョウロウのそばではちょっと霞んでしまいます。

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これはベニバナヤマシャクヤクの実だそうです。赤色が少なかったので、随分目立ちました。

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これはカガノアザミだそうです。アザミはパッと見てもほかの種との違いが全く分かりません。一応、記録として載せておきます。

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これはツリフネソウです。手前の三枚が花弁、奥の筒のようなものが萼、その先端で渦を巻いているところが距です。この花の中にハナバチの仲間が入って、長い口が距の先端まで届くものだけが蜜にありつけるので、この花にくるハナバチの仲間は限られています。限られた種のハチがツリフネソウばかり蜜を取りに行くので効率的に交配ができるのでしょう。

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これはミカエリソウです。

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花を拡大するとこんな感じです。

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そしてこれはコウヤボウキです。

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花の拡大です。くるっと巻いているのが花弁です。一つの花に5枚の花弁があり、突き出しているのは雄蕊がくっついて筒状になったもので、その間から雌蕊が伸びていきます。

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これはシソ科のアキギリです。

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後は花の拡大だけ載せます。これはテンニンソウか、フジテンニンソウの花です。植物園には両方ともあったので、どちらか分かりませんでした。

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そして、ヒヨドリバナ。

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それから、これはオオニガナの花でした。

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普通のニガナと違ってこんなに背の高い花でした。これで大本花明山植物園の花を終わります。決して小奇麗に整備されている植物園ではないのですが、自然に近い状態でいろいろな花が咲いているので、とても楽しめました。ともかく、虫よけスプレーだけは必携でした。