連休に京都府亀岡市にある大本花明山植物園に行ってきました。花の撮影に行ったのですが、思わぬ収穫がありました。この植物園は宗教法人大本のある亀山城址の一角にあります。駐車場に車を止めて、境内を歩いていくと端の方に植物園はありました。初めは小さな花壇がこぎれいに並んだ植物園を予想したのですが、行ってみると、かなり野性的で山の中を歩き回るような植物園で、花もあり、虫も多く、結構うきうきしながら歩きました。植物園はかなり広かったのですが、蚊も多かったので虫よけスプレーは必須ですね。でも、持って行かなかった・・・。

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変わったセセリがいるなと思って後で調べてみるとクロセセリでした。「フィールドガイド日本のチョウ」によると、この蝶、なかなかいわくつきのチョウみたいです。もともと南方系で九州以南でしか見られなかったのですが、北上を続け、四国や本州の中国地方まで分布を広げているそうです。ただ、京都周辺で見られるのは人為的な移入によるとのことです。ネットで調べてみると、1986年にまさにこの亀岡で見つかったのがこの辺りの最初の記録で、現在では京都市、大津市、高槻市などでも見つかっているようです。まぁ、何にしろ初めての写真なので嬉しかったのですけど。

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これはイチモンジセセリ?

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後はミドリヒョウモン。

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キチョウ。

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これはヤマトシジミ?

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そして、定番のフジバカマに来たアサギマダラでした。

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イトトンボ。胸の模様から、ムスジイトトンボなのかな。これも本州では初めてです。

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それにオオアオイトトンボ。

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これはケヒラタアブかなと思うのですが、よくは分かりません。

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そして、ミナミトゲヘリカメムシでした。この植物園は結構草木が茂っていて花の種類も多いので、じっくり探してみるとかなり虫は多そうです。でも、とにかく虫よけスプレーは必要です。花はまた次回に回します。