この間から、家の近くで咲く花を網羅的に撮ってみようと思い立ち、また、散策を始めました。8月31日に撮った写真の一部しか出していなかったので残りを載せます。
家の周りには昔懐かしい里山風景が残っています。そんな中、畑のあぜ道を歩いていくと用水池がありました。一面、ヒシで覆われています。
何とかして花を拡大して撮りたいと思って、池に身を半分乗り出すようにして、やっと近くの花を撮ることができました。綺麗な花だったのですが、後で見ると、カメムシの幼虫が載っていました。写しているときは必死で気が付かなかったのですが・・・。
もうしばらく歩いていると、黄色の花がいっぱい咲いているところに出てきました。マメ科であることは確かそうですが、何だか奇妙な形の花です。
家に戻ってきてから調べてみると、ノアズキの花でした。花の真ん中でぐにゃっと曲がっているのは何だろう。平凡社の「日本の野生植物II」の説明を読むと、「竜骨弁の先は反転して、先は鈍頭」と書かれています。竜骨弁が何だか分からなかったので、もう少し調べてみました。
福岡教育大の方のサイトによると、マメ科の花は5弁の花弁から成り立っていて、上側にある大きな花弁は旗弁といって、虫たちに花の存在を知られる旗の役割を果たしています。左右には翼のような翼弁があり、下側には左右二つの花弁が合わさった竜骨弁があり、その中には雄蕊と雌蕊があって保護されています。旗弁につられて虫がやってきて頭を旗弁の下に突っ込むと重みで翼弁と竜骨弁が押し下げられ、それにより竜骨弁は開いて、雄蕊と雌蕊が間から出てくるそうです。
ところで、この写真で旗弁、翼弁、竜骨弁はどれなのかよく分かりません。それで、もう少し探していたら、「松江の花図鑑」のノアズキの項に載っていました。このサイトは一つ一つの花について実に詳しく調べておられるので、私のような初心者には大変役に立ちます。そこに書かれている図をもとにして花弁に名前を付けてみました。
旗弁が右の方にずれていて、代わりに翼弁の片方が上の方に行き、もう一方の翼弁が竜骨弁を覆っています。不思議な格好ですね。虫がやって来るといったいどうなるのでしょう。
センニンソウはあちこちで咲いていました。例によって花を少し拡大してみます。
綺麗な花ですね。キンポウゲ科だということは、やはり毒をもっているのでしょうか。
道端にはコマツナギの花が咲いていました。
これも拡大してみたのですが、何が何だか分かりません。マメ科の花を少し勉強したので、次の時はもう少し詳しく見てみます。
後は、近くに咲いていなかったので接写ができなかった花です。これはクズの花ですが、葉が邪魔をしてうまく撮れませんでした。
用水路の対岸にありました。葉の切れ込みが大きくて、花が丸い粒をつなげたようになっているので、メヤブマオの方ですね。
ベニバナボロギクは2mほどの高さに伸びていました。
雑草に覆われた畑地があったのですが、その中でミソハギが咲いていました。
他には、ヨウシュヤマゴボウ。
これはネズミモチの実かな。
虫は撮らないようにして、花に集中しようと思っていたのですが、あまりにヒメアカタテハが撮ってくれというように止まるので、つい撮ってしまいました。
それにウラギンシジミも。
ついでにハラビロトンボと
オオシオカラトンボ、
それに、マユタテアカネでした。虫も結構、撮ってしまいました。


家の周りには昔懐かしい里山風景が残っています。そんな中、畑のあぜ道を歩いていくと用水池がありました。一面、ヒシで覆われています。

何とかして花を拡大して撮りたいと思って、池に身を半分乗り出すようにして、やっと近くの花を撮ることができました。綺麗な花だったのですが、後で見ると、カメムシの幼虫が載っていました。写しているときは必死で気が付かなかったのですが・・・。


もうしばらく歩いていると、黄色の花がいっぱい咲いているところに出てきました。マメ科であることは確かそうですが、何だか奇妙な形の花です。


家に戻ってきてから調べてみると、ノアズキの花でした。花の真ん中でぐにゃっと曲がっているのは何だろう。平凡社の「日本の野生植物II」の説明を読むと、「竜骨弁の先は反転して、先は鈍頭」と書かれています。竜骨弁が何だか分からなかったので、もう少し調べてみました。
福岡教育大の方のサイトによると、マメ科の花は5弁の花弁から成り立っていて、上側にある大きな花弁は旗弁といって、虫たちに花の存在を知られる旗の役割を果たしています。左右には翼のような翼弁があり、下側には左右二つの花弁が合わさった竜骨弁があり、その中には雄蕊と雌蕊があって保護されています。旗弁につられて虫がやってきて頭を旗弁の下に突っ込むと重みで翼弁と竜骨弁が押し下げられ、それにより竜骨弁は開いて、雄蕊と雌蕊が間から出てくるそうです。
ところで、この写真で旗弁、翼弁、竜骨弁はどれなのかよく分かりません。それで、もう少し探していたら、「松江の花図鑑」のノアズキの項に載っていました。このサイトは一つ一つの花について実に詳しく調べておられるので、私のような初心者には大変役に立ちます。そこに書かれている図をもとにして花弁に名前を付けてみました。

旗弁が右の方にずれていて、代わりに翼弁の片方が上の方に行き、もう一方の翼弁が竜骨弁を覆っています。不思議な格好ですね。虫がやって来るといったいどうなるのでしょう。


センニンソウはあちこちで咲いていました。例によって花を少し拡大してみます。

綺麗な花ですね。キンポウゲ科だということは、やはり毒をもっているのでしょうか。

道端にはコマツナギの花が咲いていました。

これも拡大してみたのですが、何が何だか分かりません。マメ科の花を少し勉強したので、次の時はもう少し詳しく見てみます。

後は、近くに咲いていなかったので接写ができなかった花です。これはクズの花ですが、葉が邪魔をしてうまく撮れませんでした。

用水路の対岸にありました。葉の切れ込みが大きくて、花が丸い粒をつなげたようになっているので、メヤブマオの方ですね。

ベニバナボロギクは2mほどの高さに伸びていました。

雑草に覆われた畑地があったのですが、その中でミソハギが咲いていました。

他には、ヨウシュヤマゴボウ。

これはネズミモチの実かな。

虫は撮らないようにして、花に集中しようと思っていたのですが、あまりにヒメアカタテハが撮ってくれというように止まるので、つい撮ってしまいました。

それにウラギンシジミも。

ついでにハラビロトンボと

オオシオカラトンボ、

それに、マユタテアカネでした。虫も結構、撮ってしまいました。
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