6月15日にまた、川西市黒川を歩いてみました。6月初めにも行ってみたのですが、その時はまだ栗が咲き始めで、チョウがあまり来ていなかったからです。


この日は、とにかく見たチョウは全部写してやろうと思って、黒川公民館から歩き始めました。最初に出会ったのはキタキチョウでした。だいぶ翅が破れています。


ここから山道を行くのですが、途中にある田んぼの畔に生えているアザミにカラスアゲハが止まっていました。距離があるので、写真はこれが精いっぱい。もっと近づかないかなとしばらく待っていたのですが、アザミから動かないので、諦めて先に進みました。


林に入る手前の笹にウラナミアカシジミが止まっていました。以前はよく見たのですが、最近はまったく見ていませんでした。ちょっと暗かったのですが、立ったまま撮影した後、カメラを固定するためしゃがんだ途端に飛び去ってしまいました。それで写真は今一歩。まぁ、いいかな。


しばらく歩くと栗の林に到着します。ここは栽培されているので、中には入れないのですが、道を歩いていても十分に楽しめます。


栗の花は満開でした。まずはルリシジミ。ちょっと鱗粉が取れていますね。



こちらは新鮮なメスグロヒョウモン♀です。



メスグロヒョウモン♂は道に止まって吸水していました。


アカシジミは花の中にうずまるようにして止まっています。


キタテハも来ていました。そのほか、キマダラセセリもいました。やはりチョウがたくさん来ていますね。


栗林を離れてさらに山道を進みました。この辺りはハクサンハタザオが多くて、ヤマトスジグロシロチョウがたくさんいるところです。なかなか止まってくれなかったのですが、やっと一匹だけ写真が撮れました。


これはオオチャバネかなぁ、イチモンジかなぁ。ちょっと悩む模様です。たぶん、イチモンジセセリでしょう。


最後に車を止めていた旧黒川小学校の運動場につきました。何か黒いものがひらりと下に落ちてきたような気がしました。それで、運動場の中を探してみると、実に、ミスジチョウです。黒川でミスジチョウは初めて見ました。


ついでに横にいたツバメシジミです。この日はウラナミアカシジミといい、ミスジチョウといい、大収穫でした。トンボと花は次回に回します。