黒川は兵庫県川西市の北部にあり、素晴らしい里山が残っている地域です。ここを時々歩いているのですが、暑さの和らいだ一昨日も午前中に歩いてみました。この地域には昨年辺りからトンボ池が作られています。休耕田を利用した狭いところで、まだ、トンボの数は多くないのですが、水生植物が増えてきて、虫にも人にもちょっと嬉しい休息の空間になっています。

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トンボ池はこんな感じのところです。池といっても休耕田に水を引き入れただけなので、ちょっとした湿地のような感じのするところです。でも、青々とした草で覆われ、気持ち良い場所になってきました。

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トンボはシオカラトンボが圧倒的に多くて、それに、

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ショウジョウトンボがいたり、

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オオシオカラトンボがいました。この日はちょっと粘ってみようと思って、しばらく池の端で見ていると、そのうち、ギンヤンマがやってきました。

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ときどき、草むらに入ってはじっとしているので、近づいてみると産卵をしていました。

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こんなに深くまで体を入れて産卵するのですね。

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近くにはマユタテアカネもいました。

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それにモンシロチョウや

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ヤマトシジミ。

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それとイナゴです。下の写真はイナゴの幼虫でしょうか。

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トンボ池の入り口にはミゾカクシが咲いていました。

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ちょっと大きくしてみました。変わった花ですね。

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池の中には白い花が点々と咲いていました。オモダカでしょうか。

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それにコナギかな。

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ボントクタデ?。

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それにセリかな。

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帰り際に池の横を見ると、オニヤンマがいました。だいぶ接近したのですが、意外に逃げません。

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でも、行く途中の道の横にはスズメバチの巣もありました。コガタスズメバチでしょうね。