この間の日曜日に宝塚市にある松尾湿原に行ってきました。天気は良かったのですが、気温が35度近くもある真夏日でした。その時に見た花は昨日紹介したので、今日は本命のハッチョウトンボをアップします。

松尾湿原とその周辺にはこれまで5月と6月に合わせて3回行ってきました。だから、これが4回めになります。初めて行った時にはあまり期待しなかったのですが、ハッチョウトンボを見つけてびっくり。それからはまだいるかな、まだいるかなと心配になって何度も足を運ぶことになりました。この日もその後どうなったのかなと気になって行ってみました。

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行ってみると赤い♂が飛び回っています。ほっと一安心です。大きさは2cmくらい。飛んでいると、ハチか何かが飛び回っているような感じです。

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未成熟な♂もいました。さて、♀はいないかなと思って探してみたのですが、実は、♀は大活躍中でした。

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こんな風にちょっと止まってはすぐに産卵をします。でも、産卵は長続きせずに2-3分続くとまたすぐに止まります。その周りで♂が心配そうに見ています。何とか産卵しているところを撮れないかなと頑張ってみたのですが、意外に素早く動くのでなかなか撮れません。

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撮れるのはいつも飛んでいる姿ばかり。

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産卵は一瞬なので、撮れてもこんなはっきりしない写真ばかりでした。今度また撮りに行こうと思っています。

ところで産卵していると、必ず別の♂がやってきて捕まえてしまいます。

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そして、止まったところを撮るといつも♀がこんな風にぶら下がった状態です。受精はいつしているのかなと思うと、どうやら飛んでいるときのようです。

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これはちょっとその気配が残っている写真です。こうして連結しているのはわずかに1-2分。すぐに連結をはずすと、♀は近くに止まって一息入れてから産卵に移ります。そして、2-3分産卵するとすぐに近くで休みます。それから、また産卵を始めると、今度は別の♂が来て・・・。こんなことをずっと繰り返していました。体が小さいからか何をするにしても動作が速くて、何かせわしない感じでした。