先日、京都府立植物園に行った時に、温室で見たシダをまとめてみました。

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まずはこのシダです。温室の入り口にありました。咲くやこの花館にも見たのですが、ここでは名札は見当たりませんでした。でも、おそらくシマオオタニワタリだと思います。チャセンシダ科チャセンシダ属で、沖縄や奄美には自生しているようです。

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こちらはソーラスです。

チャセンシダ科が出たついでに、チャセンシダ科でまとめてみます。

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これも大きなシダですが、名札に出ている通り、Asplenium nidus Pricatumという園芸品種だそうです。やはりチャセンシダ科チャセンシダ属です。

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これは高山植物室にあったのですが、カミガモシダです。上賀茂神社に由来するシダですが、関西でもかなり稀なようです。

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次はどこにでもあるチャセンシダです。これも高山植物室にありました。

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初め、咲くやこの花館で見たAdiantum peruvianumと同じかなと思ったのですが、種名が違っていました。Adiantum trapoziformeという種で、和名がヒシガタホウライシダというようです。やはり、イノモトソウ科ホウライシダ属に属しています。

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なんとなく雰囲気が違う感じですが、どこが違うかのはよく分かりません。

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これは変わったシダです。特に胞子葉が変わった感じです。ナナバケシダ科ナナバケシダ属ナナバケシダ Tectaria decurrens というシダです。インドネシアに分布しています。

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こちらはソーラスです。

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そして、これはまだ包膜が被った状態のソーラスかなと思います。

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これはホソバクリハラン Lepisorus boninensisという小笠原諸島に分布するシダです。ウラボシ科のノキシノブ属に属します。

後は大型のシダです。

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九州南部から南西諸島に分布するヘゴ科のヘゴです。

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こんな芽が出てきていました。

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これは咲くやこの花館でも見ました。Blechnum gibbumというシシガシラ科ヒリュウシダ属のシダです。Silver Ladyと呼ばれる園芸種みたいです。

シダはもう少しあったのですが、名札が見つからなくて分からずじまいでした。今度行った時に、もう一度調べてみます。