一昨日、京都府立植物園に行ってきました。シダを探しに、植物生態園をうろうろしてみました。その時に見たシダです。

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まず最初に見つけたのはイワヘゴです。名札が付いているので、安心して名前が言えますね。「写真でわかるシダ図鑑」によると、イワヘゴというけれど「イワ」にも着かないし、「ヘゴ」科でもないとのことです。ということで、これはオシダ科です。

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これはソーラスです。

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次はこのヒメカナワラビでした。これは「カナワラビ」というけれど、カナワラビ属ではなくてイノデ属だそうです。箕面で何度か見たので、もうお馴染みなっています。

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次はこのシダです。イワデンダ科のヘラシダです。これは初めて見ました。

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ちょっと葉を拡大してみました。

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それにソーラスです。

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次はタチシノブです。これも箕面で見たので、もうお馴染みです。

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上が栄養葉、下が胞子葉ですね。葉を裏返して見ると、

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ソーラスが見えます。

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植物生態園の最後はこのフモトシダです。これは家の周りでもお馴染みです。ということで、イワヘゴとヘラシダが初めてでした。

植物園では生態園以外にも林の中にシダがいっぱい生えています。寒かったので、ちょっとだけ見てみました。

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ハナワラビの仲間はあちこちに生えていました。葉を拡大してみると、

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葉の縁に鋸歯が顕著です。おそらくオオハナワラビでしょうね。生態園以外では名札がないので、ちょっと自信がなくなります。

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こんなシダはあちこちに生えていました。たぶん、ベニシダでしょうねと思って裏返して見てみると、

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ソーラスはやけに中肋よりです。あれっ、これは違うかなと思ったのですが、最下羽片の下向き第1小羽片を見てみると、

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こんな感じです。やはり普通のベニシダかな。

次回は温室で見たシダをまとめてみます。