一昨日、あまり天気はよくなかったですが、昼前から大阪の箕面公園を歩いてみました。この日はさくら広場を通って山沿いを歩き、箕面滝まで到着したら、今度は左岸を歩いてきました。20年ほど前にシダを調べた時のノートが出てきて、ビロードシダ、キジノオシダなどの場所が地図に書いてあったので、それらを探すのが目的でした。途中から雨が降ってきて、傘をさしながら歩いたのですが、結局、見つかりませんでした。探し方が悪いのか、なくなってしまったのか・・・。

とりあえずその時撮影したシダを紹介します。

イメージ 1

最初はこのシダです。小羽片の間が開いているので、ひょっとしてコハシゴシダかなと思って撮影したのですが・・・。

イメージ 2

イメージ 3

よく見ると小羽片が独立していないので、やはり普通のハシゴシダなのでしょうね。

イメージ 4

次はこれ。これはヒメカナワラビで間違いないでしょう。

イメージ 5

イメージ 6

山沿いの道にたくさん生えていました。

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

これはノコギリシダですね。ところが、近くにこんな葉のものもありました。

イメージ 10

イメージ 12

イメージ 11

葉の形はだいぶ違うのですが、ソーラスはノコギリシダとよく似ています。似た種にイヨクジャクがあるのですが、図鑑には中軸に翼ができるということです。これには翼はないので、やはり普通のノコギリシダでしょうね。

イメージ 13

次はこのシダです。一見、ノコギリシダに似ていますが・・・。

イメージ 14

イメージ 15

ソーラスが全く違いますね。こちらはフモトシダです。

イメージ 16

次はイノデです。

イメージ 17

イメージ 18

イメージ 19

葉にツヤがあって、葉軸の基部の鱗片は幅広く、さらに、ソーラスはほぼ中間ということで、やはり普通のイノデでしょうね。

イメージ 20

これはカナワラビの仲間ですね。

イメージ 21


イメージ 22

頂羽片がなく、全体の形からコバノカナワラビかと思います。

イメージ 23

最後はこのトウゲシバです。ホソバとヒロバの区別がつかないので、とりあえずホソバトウゲシバということにしておきます。

結局、新しい種は見つからなかったものの、少しずつシダにも慣れてきたようです。ヤブソテツの仲間もたくさんあったのですが、まだ違いが分からないので、この日はパスしました。