前回の「蜂二題」を撮影した時に、一緒に撮ったものです。この間歩いた時は、鳥の姿が目についたのですが、この日はやや少なめ。だから、小さな虫を探して歩きました。

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歩き始めてすぐにキバナコスモスがいっぱい咲いているところがあります。こんなに綺麗なのに、意外に虫の姿はありません。よくよく見ると、小さなハムシがいました。

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ウリハムシです。前脚についた花粉を食べている様子です。ハムシは葉っぱだけでなく、花粉も食べるのですね。

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キバナコスモスにはモンキチョウも来ていました。

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しばらく歩くとクズが生い茂っているところがあります。ここにもあまり虫の姿がなかったのですが、試しに葉を裏返しにしてみると、こんなに虫がついていました。

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小さな虫ですが、拡大するとこんな感じです。

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更に拡大すると、こんな様子の虫でした。これはカメムシの仲間で、メダカナガカメムシという種類です。よく見ると、あちこちの葉についていました。

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川の土手に来ても虫の姿は見かけません。崖の上にはクロアゲハの姿が見えました。

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イチモンジセセリもいます。

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やっとハチの姿を見つけました。胸の赤いハチはハバチの仲間で、似た種も多いのですが、脚の色からイヌノフグリハバチではないかと思います。(追記:中胸背が黒いこと、脚が大部分黒いことから、イヌノフグリ、セグロ、カブラ、ニホンカブラのいずれとも違うような感じです。ちょっと保留にしておきます)

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虫が少ないので、植物もちょっと写してみました。地味な植物ですが、カヤツリグサです。名前はよくは分からないのですが、これはメリケンガヤツリかな。熱帯アメリカ原産の帰化植物だそうです。

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そして、これはアオガヤツリでしょうか。

そうこうしているうちに、いつもの石垣のところに来てしまいました。この横に座っていると小さな虫がいろいろと出てくるので、いつも楽しみにしています。

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この日、最初に出てきたのはこんなカメムシでした。これはヒメナガカメムシだと思います。普段は花にいるところをよく見るのですが、こんな土の上も歩いていました。

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それにヒシバッタも出てきました。こんな風に止まってじっとしています。ヒシバッタも種類が多いので、名前がなかなか分かりません。

後はいつものミヤマアカネ、マユタテアカネなどの赤トンボがいたくらいでした。だんだん寂しくなってきますね。