最近は晴れの日が続きますね。一昨日、そんな天気に釣られて家の周辺を歩いてみました。虫の姿はあまり見かけなかったのですが、それでもちょっと面白い光景に出会えました。

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川の土手を歩いていたら、1匹のハチが畑の境に張ってあるロープに止まりました。よく見ると毛虫を捕まえています。おそらく、オオフタオビドロバチだと思うのですが、巣に運ぶための毛虫を捕まえてきたようです。でも、毛虫も負けずに暴れ回ります。ハチはそんな毛虫を大顎でしっかりとくわえています。

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しかし、毛虫も必死です。なんとか逃れようと暴れています。

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針を挿したら、すぐに大人しくなるのかと思っていたのですが、5分ほど観察していてもなかなか決着がつきません。諦めて、その場を去りました。

しばらく歩いていると、今度は植木が植えてある畑で大きなハチがうろうろしています。

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こちらはオオモンツチバチ♀のようです。ネットで調べると、ツチバチの仲間は土の中にいるコガネムシ類の幼虫を探して卵を産むと書いてありました。このハチもうろうろして、時々土に頭を突っ込んでは、また、飛び回るということを繰り返しています。コガネムシを探しまわっているのでしょうか。

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そのうち、土の中に潜り始めました。半分ほど潜った時、

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今度は1匹の♂が飛んできました。♂は触角が長いのですぐに分かります。

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そして、潜っている♀の上に重なって、注意を引こうとします。でも、♀はじっとしていて相手にしません。

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しばらくして、♂も諦めて飛び去ってしまいました。

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♀の方は、やれやれ、うるさい奴がいなくなったという風に、また、土に潜り始め、とうとう翅を残してその姿が見えなくなってしまいました。