昨日は久しぶりに晴れて、真夏が戻ってきた感じでした。35度はあろうかという午後、大池の周りを歩いて虫を探してみました。さすがにこの暑さの中で歩いている人はほとんどいません。でも、池にはトンボがいました。

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まず、咲くやこの花館の前の池です。イトトンボでもいないかと探し回ったのですが、やっと1匹だけみつけました。ちょっと模様がはっきりしないのですが、クロイトトンボの♀かなと思います。

大池に行ってみました。シオカラトンボはたくさんいるのですが、意外にほかのトンボの姿は見かけません。

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やっと小さなシオカラトンボのような姿のトンボを見つけました。胸に黄色の帯が二本あります。コフキトンボの♂です。これは珍しいなと思って撮影しました。鶴見緑地では初めてです。

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岸辺に草が生えている付近までいると、トンボがあちこちに止まっていました。その中で、タイワンウチワヤンマがいました。距離は近かったのですが、茂みの向こう側に止まっていて、風に揺れてゆらゆらするので、なかなか写せません。ちょうど、姿が見えるタイミングを狙ってシャッターを押しました。

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杭に止まっているのはもっぱらウチワヤンマの方でした。こちらは距離があってなかなか綺麗に写りません。

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トノサマバッタもいました。写真の色合いがいかにも暑さを感じさせますね。でも、本当に暑かった。

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サクラの木にキマダラカメムシが止まっていました。昨年、奈良の唐招提寺で見て、これで2回目です。南蛮渡来の侵入種として知られていて、原色日本カメムシ図鑑第1巻が出た1993年には長崎、福岡、佐賀、五島列島で見られると書いてありましたが、第3巻が出た2012年には滋賀県まで定着、愛知、東京でも記録があると書いてありました。サクラやカキなどにつくそうです。色は綺麗なのに、侵入種なのですね。

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セミはほとんどがアブラゼミ。それにクマゼミがちょっとという感じでした。

4-50分歩きましたが、あまりの暑さで、すぐに咲くやこの花館の高山植物室に逃げ込みました。