最近、散歩にまったくいかなくなりましたね。暑いこともあるのですが、いつもいる虫ばかりでちょっと飽きたこともあります。でも、やはり歩いた方が健康にはいいし・・・というわけで、家の近くを歩いてみました。

この日は接写レンズを持っていきました。接写レンズを持つと、不思議と小さなものばかり気になってきます。川の土手を歩いていると、以前、よく行った石垣のところにやってきました。たくさんのアリに混じって、初めに気がついたのがこのクモでした。

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シラホシコゲチャハエトリというハエトリグモの仲間です。背景が土なので目立ちませんが、結構見栄えのするクモです。図鑑によると体長は2.5-3.5mm。

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次はこの虫です。図鑑で見ると、ノミバッタよりマダラノミバッタの方が似ているような。マダラノミバッタは南西諸島に分布するのですが、兵庫・大阪でも採集されているというので、ひょっとしたら可能性があります。体長は4-5mm。

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石垣にこんな虫がいました。といっても、この写真ではどこにいるのか分からないと思いますが・・・。

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拡大するとこんな奇妙な虫になります。図鑑で調べると、アワダチソウグンバイという種に似ている感じです。しきりに体を振動させながら、移動しています。体長は3mmくらい。

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石垣にはバッタもいました。模様が面白かったので撮ったのですが、これもショウリョウバッタみたいですね。

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これはエンマコオロギの幼虫かな。

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そして、これはトノサマバッタの幼虫でしょうか。

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土手にはヒメジョオンかハルジョオンの花がいっぱい咲いています。そこに小さなハチたちがやってきていました。そこで、今度はハチを撮ってみました。ハチは名前がほとんど分からないので、写真だけ。

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最後のハチは眼が大きく、体が光っていて結構綺麗でした。ちょっとアップで撮ってみました。

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かなり太い口吻を花の中に突っ込んでいます。面白いですね。でも名前は分かりません。

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カメムシもいました。頭が黒いので、ヒメオオメカメムシかもしれません。図鑑によれば体長は3mm内外。

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もっと小さな虫もいました。アザミウマの仲間です。名前は分かりませんが、大きさはだいたい1.5-2mm。踊っているみたいですね。

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その他に撮影した虫です。セマダラコガネとウラギンシジミです。

歩いていると雨がパラパラ降ってきたので、途中で退散しました。でも、肉眼でははっきり見えないような小さい虫を拡大すると、思わぬ形だったり、模様だったりして、大変面白かったです。