一昨日、大阪北部にある妙見とその西側の黒川で、チョウとトンボを全種写してみようと思って歩いてみました。残念なことに、途中でカメラの電池がなくなり、チョウがやっとの状態でトンボまで手が回りませんでした。そこで、昨日、また同じところに行ってみました。今度は、電池に十分充電して、さらに、予備の電池まで持って・・・。

でも、全般にトンボは少なめでした。一昨日歩いたときは、妙見のふもとでまったくトンボの姿を見かけませんでした。そこで、昨日は黒川に絞って歩いてみました。

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まずはシオカラトンボです。これは田んぼの畦にいました。

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民家と民家の間に小さな池があるのですが、ここにはいつもトンボがいます。行ってみると、コシアキトンボか何匹かいましたが、不思議にイトトンボの姿が見当たりません。

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その代わり、池のそばでモノサシトンボを見つけました。これでやっと3種めですね。

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集落の西側には、もともと田んぼだったところを改良して、トンボ池を作っているところがあります。ここにも行ってみました。トンボの姿はほとんど見られません。そばには、ホソミオツネントンボがいました。

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池をよく見ると、何匹かイトトンボが飛んでいます。これはホソミイトトンボのようです。

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ショウジョウトンボも1匹だけいました。さらに山に向かって歩いていくと、コンクリで固めた小さな人工池があるのですが、ここにはショウジョウトンボがうじゃうじゃと飛んでいました。

この他に、ハラビロトンボやギンヤンマもいましたが、止まってくれなくて今回はギブアップ。結局、2時間半も歩いて撮影できたのは全部で6種でした。私の家の近所での15種と比べると、いかにも少ないですね。

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一昨日見なかったチョウの補充で、キタテハとヤマトシジミです。

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それに、このスジグロですが、この辺りはハクサンハタザオを食草とするヤマトスジグロシロチョウが多く生息するところなので、おそらくそちらの方ではないかと思います。チョウはこの日17種。一昨日の21種に比べてちょっと減ってしまいました。

その他見たものです。

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妙見の沢沿いはユキノシタが満開でした。

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こんなキノコもありました。キヌガサタケというようです。

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こちらは黒川のヒルザキツキミソウです。

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それからホタルブクロ。

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オオキスイムシ科のヨツボシオオキスイだと思います。クヌギの木にいました。

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これはアオクサカメムシの幼虫でしょうか。

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道の脇にある休耕地にはこんな蛇もいました。何を狙っているのか分かりませんがじっとしています。図鑑で調べてみると、どうやらシマヘビの黒化型のようです。

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最後はこの毛虫です。これはクスサンの幼虫で、クリの木にもいっぱいいました。歩いていると、突然、がさっと音がしてクリの木からこの幼虫が落ちてきたのにはびっくりしました。