一年ぶりに淡路島のイングランドの丘に行ってきました。春休みとあって、子供連れで賑わっていました。私はカメラを持って、もっぱら鳥のいるところと花壇をうろうろとしていました。

アカハシコサイチョウは昨年もいたのですが、あまりうまく撮影できなかったので、今年は少し粘ってみました。そうしたら新顔のギンガオサイチョウもいることが分かり、俄然、やる気が出てきました。

イメージ 1

アカハシコサイチョウは初め見たときには、どこにいるのか分からなかったのですが、二度目に行ってみるとお気に入り(?)の横木に止まっていました。首を伸ばしたと思えば、

イメージ 2

こんな首を縮めた格好もします。本当に可愛いですね。昨年より、嘴の赤色が鮮やかです。

ちょっと動きがなくなったので、周りを見渡すと、

イメージ 3

オリの向こう側に変わった鳥が止まっているのに気が付きました。

イメージ 4

やがて茂みをバサバサさせながら近づいてきました。

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

すると、大きな羽を広げて、やはりお気に入りのリングに止まりました。こんな鳥はいたかなと思って周りを見渡すと、

イメージ 8

こんなにわかづくりの看板が出ていました。ギンガオサイチョウというのですね。嘴の上の大きな白い突起が空洞だということを初めて知りました。家になぜか置いてあるアフリカの鳥の図鑑を見ると、似たような種類がたくさんいて、白い羽の分布が少しずつ違うようです。この鳥は、Silvery-cheeked Hornbillといって、腹の部分が少しだけ白いのが特徴です。嘴の突起は雄では大きく、雌は小さいので、これは雄の方ですね。

イメージ 9

広いオリの中で、向かい側の小屋の屋根とこのリングの間を何度も往復していました。

もう一度、オリに寄った時には、アカハシコサイチョウが地面に降りていました。

イメージ 10

イメージ 11

やはりこんな嘴だと、地面に落ちているものを食べるのは大変なようです。頭を斜めにして何とかつまもうとしています。

イメージ 12

やがて、首を縮めてレンガの上でじっとしてしまいました。動きは少ないのですが、動画でも撮ってみました。


よく見ると、上嘴の方が短いのですね。久しぶりのイングランドの丘でしたが、2羽のサイチョウのお陰で十分楽しめました。