暑い中、家の近くを歩いてみました。今日は、先日ウチワヤンマを見たえん堤の上に登り、そこから降りて、橋を渡り、土手沿いに川に沿って歩くコースです。

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えん堤を登る途中の林の中でミヤマアカネを見ました。ミヤマアカネは秋になると畑の脇の草むらでよく見かけますが、7月頃はあまり見ません。こんな林の中にいるのですね。

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昨年、タマムシがいたエノキのところに行ってみました。今年は、そのエノキがすっかりフジで覆われ、ほとんど葉も見えない状態になっていました。タマムシの代わりにオオスカシバが止まっていました。

さらに登って、昨年、オオムラサキが見られたクヌギに行ってみました。

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オオムラサキはいなかった代わりに、ゴマダラチョウがいました。そのほかにも、ヒメスズメバチ(上)、オオスズメバチ(下)、それにカナブンがいました。

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ちょっと暗かったのですが、ゴマダラチョウを撮ってみました。こういう状況だとやはりスズメバチが一番強いですね。カナブンを追い払い、ゴマダラチョウを追い払って、自分だけが樹液を吸おうとしています。しかし、カナブンもゴマダラチョウも負けずに、樹液を吸いにやってきます。

えん堤ではトンボの姿はなく、仕方なく、えん堤から降りてきました。

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途中、ススキの葉にたくさんのエビイロカメムシの幼虫がいました。

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道には何やら奇妙な虫が・・・。家に帰ってから調べてみると、どうやらオオゴキブリの幼虫のようです。オオゴキブリは森林にいるゴキブリなので、家の中には入ってきません。

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河原にはセリの花がいっぱい咲いていました。白い塊が点々として涼しさを感じさせます。

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これはメハジキの花です。

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ヤブカラシの花には、この間、写真を撮り損ねたキボシアシナガバチがいました。今回はばっちりです。

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土手からはずれて用水路に沿って歩いてみました。用水路にはハグロトンボがいっぱいです。この写真のハグロトンボはすぐに連結がはずれ、メスの方は産卵を始めました。

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夜咲いていたカラスウリの花の名残が落ちていました。

この時期、暑いことは暑いですが、川沿いに歩くとそこそこ涼しく、まあまあ観察ができます。川で見たササゴイについてはこちらをご覧下さい。