日中は暑いので、少し曇ったら外出するようにしています。昨日も、曇っていたので、午前中散歩に出かけたら、途中で陽が射してきて暑かったです。それでも、なんとなく日陰を選んで歩いていると、結構、いろいろな虫を見ることができました。

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歩き始めてすぐに、道端でシオヤアブのメスがコガネムシを捕まえているところに出会いました。帰りにもそのままの格好でいたので、ずっとこの態勢でいたようです。

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近くにゴマダラカミキリもいました。ときどき翅を広げるので、飛び立つのかなと思って待ち構えていたのですが、結局、そのまま歩いて行ってしまいました。

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橋を渡り、人家の近くの林は、いつもの私の撮影場所です。道に座り込んで、視線を「虫の視線」にしているといろいろな虫が見えてきます。これは、ヤガタアリグモというハエトリグモ科のクモです。アリとよく似ていて、ちょっと離れた所から見ると区別がつきません。

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これはアシナガキンバエだと思います。

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この綺麗な虫は、この間も出てきた、ミズアブ科のハキナガミズアブです。

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蛾もいました。オオウンモンクチバのようです。

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チョウも飛んできました。サトキマダラヒカゲです。

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林の中を歩いていくと、マユタテアカネがいました。ほかの赤とんぼは、移動して夏の間は見ることができないのですが、マユタテアカネだけは林の中で夏を過ごすので、ときどき見ることができます。

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林を過ぎるとキリギリスが盛んに鳴いていました。

小さなため池の所にやってきました。池にはシオカラトンボ、オオシオカラトンボ、コシアキトンボ、クロスジギンヤンマなどがいて、池の近くをキイトトンボが飛んでいました。

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しばらく池を見ていると、すぐ近くにハラビロトンボが止まりました。

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池はヒシと水草でびっしりと覆われていますが、そこにクロイトトンボが止まりました。

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池の縁の草には見たことがないカメムシがいました。採集してきて調べてみると、ルリクチブトカメムシというようです。

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近くのヤブカラシの花には、クロバネツリアブというアブが来て、盛んに吸蜜していました。

暑い夏は虫が少ないのですが、日陰や池の傍には小さい虫が結構いました。