昨日、一昨日とちょっと晴れ間が見えたので、近くの川の土手を歩いてみました。土手にはヒメジョオンがいっぱい咲いていて、その花一つ一つに小さな虫がいました。

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数が多かったのは、このヒメナガカメムシです。交尾中のものもたくさんいました。大きさはヒメジョオンの花と比べると分かりますが、結構、小さなカメムシです。カメムシも花の蜜を吸うのでしょうか、口吻を差し込んでいます。

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もっと小さな虫がアザミウマの仲間です。どの花にもこの小さな虫がいます。花粉にまみれながら、しきりに動いていました。花粉の中の汁を吸うそうです。

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大きな虫もいましたが、全体にカメムシの種類が多いようです。これはホオズキカメムシです。この日見たのは1匹だけでした。

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これはブチヒゲカメムシです。2-3匹というところでしょうか。

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これはスカシヒメヘリカメムシだと思います。これも1匹だけでした。やはり何か吸っています。

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この綺麗なカメムシはアオクサカメムシの幼虫だと思います。熱帯性のミナミアオカメムシの幼虫とほとんど区別がつかないのですが、この辺りはアオクサカメムシしか見られていないので、おそらくその幼虫だと思います。

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おそらく探せばいっぱいいたのではないかと思いますが、この日は一匹だけみました。ヒメオオメカメムシです。

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カメムシ以外では、マクガタテントウだと思われる、この小さな虫が結構いました。

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これはドロバチの仲間で、おそらくカバオビドロバチではないかと思います。

帰化植物のヒメジョオンですが、今頃は小さな虫の格好の餌を与えているようです。