用事のついでに、兵庫県川西市北部にある黒川を散策しました。ここは、「にほんの里100選」に選ばれている典型的な里山地域です。あいにくの雨模様で、途中からは本降りとなり、傘をさしての散策になりました。

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山道のあちらこちらにはホタルブクロの花が咲いていました。

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この変わった花はキキョウ科のミゾカクシです。左右対称になった花弁のうち、真ん中の3枚は根元でつながっていて、左右に出た1つずつの花弁は分かれています。

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雨の季節だからでしょう、アマガエルの姿をあちこちで見ました。このカエルはちょっと変わった色をしています。

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モリアオガエルの卵もあちこちで見ることができました。

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チョウではオオチャバネセセリがたくさん見られました。私の住んでいるところでは、ほとんど見ることがありません。

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ツバメシジミも雨の中で綺麗に見えました。

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クリの木にアカシジミが5匹ほど固まって止まっていました。雨宿りなのかもしれません。

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トンボではホソミオツネントンボの水色が大変鮮やかでした。

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これはホソミイトトンボです。雨の中では水色が映えて見えます。

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オオアオイトトンボは羽化したばかりのような姿でした。

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農道を歩いていると、キジがまるで鶏のように慣れた足取りでこちらにやってきました。私は止まったままで撮影していると、

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すぐ近くまでやってきて、右を見たり左を見たりした後、右の方にある、一段高い畑の方に飛び上がって行きました。人をまったく恐れていない様子です。コジュケイも道を横切ったのですが、残念ながら写真は間に合いませんでした。

そのほか、見かけた生物です。

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山道を甲虫が歩いていました。図鑑で調べてみると、ネアカヒシベニボタルという名前のようです。

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交尾しようとするゴマダラカミキリです。

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ヒョウモンエダシャクのようです。

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これは、コウゾハマキモドキという名前の蛾のようです。

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図鑑で調べてみると、このクモはオスクロハエトリというようです。何かに寄生されているようです。

雨の日は生物は少ないのですが、皆、じっとしているので、よく探すといろいろな姿を見ることができます。