久しぶりに良い天気だったので、近くの河原を歩いてみました。歩いているときにはそれほど気が付かなかったのですが、いつもの石垣の傍でしゃがみ込むと、視線が低くなり、いろいろな生き物が見えてきました。アリはいっぱいいるのですが、意外にハエトリグモが何種類も出てきました。

私はクモが大嫌いなのですが、ハエトリグモは小さいし、なんとなく愛嬌があって、それほどの嫌いというわけではありません。

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まず、初めてに出てきたのは体長わずか3-4mmのシラホシコゲチャハエトリです。接写を使わないと何かいるなという程度しか分かりませんが、拡大すると白い点があり結構綺麗です。これはオスの方で、

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ちょっと地味なメスもそのうち出てきました。

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鮮やかな色をしたカタオカハエトリです。これも体長3mmほどで、オスの方です。ハエトリグモはなかなかじっとしてくれないので、何枚か写真を撮るとそのうち1-2枚がぶれずに撮影できます。

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いつものアリグモもいました。これもハエトリグモの仲間です。やや日蔭にいましたが、数は一番多かったかもしれません。細長い体なので、ヤサアリグモだと思います。これはメスでしょうか。

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アオオビハエトリを探したのですが、なかなか見つからなかったので、諦めて帰る途中、陽のあたる道の石の上で見つけました。今日はすでにアリをくわえていました。どこに行くのかなと見ていたのですが、アリをくわえてままあちこち動き回るだけで、何をしているのかよく分かりません。

道にはこんなハエトリグモもいました。

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マミジロハエトリのメスだと思うのですが、図鑑にはマミクロハエトリのメスとは区別がつきにくいと書かれているので、どちらか良く分かりません。このクモはもう少し大きくて、体長7-8mmです。

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最後にガードレールのポールにいたのですが、ハエトリグモなのかどうかも良く分かりません。ハエトリグモだとすると、眉が白くないので、マミクロハエトリかなぁと思うのですが、図鑑の写真とはだいぶ違っています。どなたかご存知の方はお教えください。

せっかく晴れていたのに、小さな世界ばかり見てしまいました。カメムシもたくさんいたのですが、それは次回にします。