宇治にある植物園に行ってきました。

宇治市植物公園は、名神高速宇治西ICで降りてそのまま南へ行き、平等院への曲がり角を過ぎ、さらに南に行ったところを山側に曲がったところにありました。面積が10haもあって、中は山あり谷ありで起伏に富んでいます。距離は短いですが、ちょっとしたハイキング気分で歩けます。

植物園に来ても、私は植物ではなしに、ひたすら鳥と虫を探そうと思っていました。入口にある温室を出たところに、大きなナンキンハゼの木が2-3本ありました。

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木には白い実が無数についています。その実を狙って野鳥たちが次々とやってきました。まだ、植物園のほんの入口付近だったのですが、そこで粘って鳥の撮影をすることにしました。

まず初めにやってきたのはヤマガラです。

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ヤマガラは小さな群れでやってきて、ここかしこで実をつついています。そのうち、一羽が上手に実をくわえました。大きな実をどうするのかと思っていたら、くわえたまま、さっさと飛んでいってしまいました。

木の梢にはカワラヒワがいました。これも数羽の群れでやってきています。

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やはり一心に実をつついています。

お茶目なシジュウカラは看板に止まりました。

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看板の裏に何かあるのかしら・・・。

そのうちメジロの群れがやってきました。

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メジロは動きが速いのと枝が邪魔してなかなかうまく写せません。下からですが、やっと白い実をくわえたところを写すことができました。

その群れの中に一羽違う鳥も混じっていました。

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やはり実をつついています。初め、なんだろうと思っていたのですが、どうやらヒガラのようです。シジュウカラみたいな姿ですが、胸からおなかにかけてある独特の黒いネクタイ模様がありません。おなかも少し褐色がかっていました。ヒガラはあまりじっくりと見たことがなかったので、今日は大収穫でした。

その後、植物園の中も歩いてみたのですが、鳥はこの入口にあるナンキンハゼが一番多かったです。虫も探してみたのですが、さすがに寒いのかほとんどいません。代わりにこの季節でも花がいっぱい咲いていました。さすが植物園です。この記録はまた次にします。