畑の中を歩いていると、センダングサとセイタカアワダチソウがやたら目につきます。

今日はそのうちセンダングサを調べてみました。センダングサは「ひっつき虫」の一つで、細長い種から2本の角が出て、それに逆向きにとげが生えています。衣服に付くとなかなかとれません。

よく見てみると、私の散歩道には次の3種類あることが分かりました。

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まずはアメリカセンダングサです。花の周りに大きな葉のような総苞が出ています。
図鑑には花の周辺に小さな舌状花があると書いてありますが、ほとんど筒状花ばかりに見えます。

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今は咲いている花はほとんどなくて、みなこの写真のような姿になっています。

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種は2本の角が出た幅広い形です。

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これはコセンダングサです。総苞片が目立ちません。花は筒状花ばかりです。
歩いていて一番多く見られました。

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種は長細い形をしています。

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白い花びらのある種類はコシロノセンダングサ(シロバナセンダングサ)といいます。
コセンダングサの変種です。数は少ないのですが、ところところで見られました。

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種はやはり細長い形をしています。

この3種類はみな帰化植物です。アメリカセンダングサは北米原産、
コセンダングサは熱帯アメリカ原産、コシロノセンダングサは温帯から熱帯まで広く分布しています。