里山日記

北摂の里山近くに住んでいます。里山をぶらぶら歩きながら撮った虫や鳥、花の写真を載せています。時には旅先で撮った写真も載せます。

生物学

服部緑地(豊中市)に鳥散策に行きました。
朝は晴れていたのですが、緑地についたら、例によって黒い雲に覆われました。
今日は、うづら池の周りと新宮池、それに、植物園に行ってみました。

うづら池はカワセミ、シジュウカラ、ジョウビタキがいたほかは、水鳥だけで静かな感じでした。

新宮池に行くと、先日と同じ場所にカワセミが止まっていました。
人の姿を見ても、不思議と逃げないのは、すっかり慣れてしまっているからでしょうか。

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同じ枝にじっと止まっているのですが、ときどき移動しては、また、元の枝に止まります。
今日は2つの池を合わせて、4羽のカワセミを見ました。

ジョウビタキのメスも、池の近くの枝や柵に止まって、結構、じっとしています。
羽を膨らませて止まっているので、やはり寒いのでしょうか。

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植物園に行くと、人は園内全体でも数人程度しかいないので、もう完全に鳥の天下でした。
ちょうど晴れ間も見えてきたので、もううるさいこと、うるさいこと。
ヒヨドリの声が特にうるさかったのですが、よく見るといろいろな鳥が混ざっていました。

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柿の実を突きにきたシロハラです。今日はシロハラが多いような印象でした。

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フウノキでしょうか。20羽ほどのマヒワも来ていました。皆、一斉に飛び立ったと思うと、隣の木に飛び移り、思い思いに実を突いて、また、一斉に飛び立ちます。その動きのす速さがちょっと面白かったです。

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アオジやウグイスもいました。

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今日は水鳥も含めて、全部で29種類の鳥を見ることができました。


西大寺→朱雀門→大極殿→水上池→西大寺のコースで歩いてみました。
平城宮跡へは西側の入り口から入り、そのまま朱雀門に向かって歩き出しました。

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平城宮はとにかく広く、凧はいっぱい上がっていたのですが、鳥はほとんど姿が見えません。
ひたすら原っぱを歩いて、やっと朱雀門に着きました。ここで、始めてモズに出会えました。

朱雀門から北上し、何もない原っぱを大極殿まで歩きます。

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途中、木の上で鳴く声がしたので、見上げてみるとシメがいました。
最近、やたらシメを見ることが多いのですが、今年は多いのでしょうか。

大極殿を遠くに望む原っぱに、鳥がいるのに気がつきました。写真で撮って拡大してみると、どうやらヒバリのようです。最近、ヒバリもあまり見ることがないので、写真を撮っていると、あちらもだいぶ気にしているよう。

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頭の上の羽を持ち上げています。

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首を伸ばして、始終、こちらを見ています。どうやら見張りをしているようです。
5-6分ほど経って、私が危害を加えないと判断したのか、やにわ動き始めました。

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すると、それを合図にいままで全く見えなかったのですが、周囲に5-6羽ほどいて、
皆、もそもそと動き始めました。

そこで、クイズです。次の写真にヒバリが何羽写っているでしょう。

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4羽いますが、分かりましたか?

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ようやく大極殿に着きました。中に入ることができたので、一応、中を見てから、水上池に向かいました。

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水上池では、ミコアイサが5羽泳いでいるのが見えました。結構、岸近くまでやってくるので、写真は撮りやすい感じです。盛んに潜っていました。

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ほかに、オオバン、カワウ、カルガモ、マガモ、カイツブリ、アオサギが見えました。

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このカイツブリはちょっと変な感じです。幼鳥なのでしょうか。

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水上池から西大寺駅に向かう途中の池にゴイサギがいました。

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その池から大極殿を見たところです。ゆったりとした奈良らしい風景でした。

家から車で20分ほど行ったところに公園があります。その公園の池にオシドリがいるということを聞いてさっそく行ってみました。オシドリは動物園などでは見たことがあったのですが、自然にいるところはほとんど見たことがなかったのです。

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池に着くと、木々の間からオシドリが数羽泳いでいるのが見えました。でも、あまりに普通に泳いでいるので、まったく感動が湧きません。しばらく池沿いを歩いていると、四角い窓があいた観察壁があり、そこからは群れが良く見えました。じっくり見てみると、オスはやはり綺麗です。後ろに立っている茶色の羽は銀杏羽というようですが、この銀杏羽を立てている姿は何とも言えませんね。

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オシドリだからやはり番いを撮らなきゃと思って、茂みからでてきたところをすかさず撮りました。

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でも、オスはすぐに潜ってしまいます。

池には全部で15羽ほどいましたが、茂みに隠れていてなかなか出てきません。茂みとの距離も遠く、絶えず動き回るので、写真は結構難しかったです。不思議なことに、池にはオシドリのほかのカモはまったくいませんでした。

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