里山日記

北摂の里山近くに住んでいます。里山をぶらぶら歩きながら撮った虫や鳥、花の写真を載せています。時には旅先で撮った写真も載せます。

2016年11月

最近は病院へ行ったり、風邪をひいたりと、ゆっくりと散歩する機会がありませんでした。そして、気が付いたらもう11月も半ばを過ぎて、冬にまっしぐらに進んでいます。一度、暖かい日にでも歩いておこうと思って、3日前に目的もなくぶらぶら歩いてみました。

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もう何もいないかなと思ったら、とりあえずモンシロチョウはまだ健在でした。

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赤い実がぎっしりついています。葉脈が透けて見えないので、たぶん、モチノキ科。そう思いながら、撮影して、後でネットで画像検索をしてみました。モチノキ科のクロガネモチというのが似ている感じです。

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ちょっと寂しい写真なのですが、実が独特の恰好をしているので、おそらくウツギでしょうね。

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ツマグロヒョウモンがいました。今頃でも新鮮ですね。翅を開くかなとしばらく待っていたら、

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ちょっと開いてくれました。

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キチョウはたくさんいました。今頃でもチョウは結構いますね。

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そして、用水路脇にぶら下がっていたカラスウリです。

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いつもの川の土手を歩き始めたら、アオサギが陣取っていたので、悪いかなと思って引き返しました。

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近くに咲いていたヒメジョオンです。

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そして、コシロノセンダングサ。河原もだいぶ寂しくなりました。

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家の近くでいつも見かけるツルウメモドキです。今頃はなんとなく赤い実に惹かれます。

秋も深まって来ると、咲いている花も少なくなってきます。そんな里山を歩いて花を探してみました。

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今回の目的の一つはヨメナとノコンギクの違いを調べるということでした。ヨメナはヨメナ属、ノコンギクはシオン属で、「日本の野生植物」の検索表によると、ヨメナ属はそう果に短い冠毛があり、シオン属は長い冠毛があるという違いがあります。それを調べてみました。

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種の根元にわずかだけ冠毛が見えています。

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これもよく見ると、極々短い冠毛があります。

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これは花を拡大したものです。周辺の花びらは舌状花、にょきにょきと飛び出しているのが筒状花で、短い花びらが見えています。中心はまだ開いていない筒状花です。

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こちらの花も調べてみました。

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これには長い冠毛があります。これがたぶんノコンギクかもしれません。

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これも花の拡大です。筒状花の花びらがよく見えます。その根元あたりに糸のように伸びているのが冠毛なのでしょうか。

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これはアリタソウのようです。

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これもアリタソウかなと思って写したのですが、拡大して見るとまるで違います。まだ、名前が分かりません。

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畑の横で変な花を見つけました。

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横から見るとキク科みたいですね。「日本帰化植物写真図鑑」で調べてみると、カッコウアザミという熱帯アメリカ原産の外来種のようです。図鑑によると、和歌山県以南で帰化状態と書かれていますが、大阪北部でも自生していました。

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茎にはこんなに毛が生えています。

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山道を歩くとフユイチゴに実がいっぱいついていました。

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最後はイタドリの種です。陽が当たってきれいに光っていたのですが、写真に撮ると大したことがないですね。

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