里山日記

北摂の里山近くに住んでいます。里山をぶらぶら歩きながら撮った虫や鳥、花の写真を載せています。時には旅先で撮った写真も載せます。

2015年11月

今日は晴れていたので、久しぶりに家の近くの山道を歩いてみました。

イメージ 1

歩き始めてすぐに気がついたのはこのフユイチゴでした。見渡すとあちこちに実ができています。やっぱり冬なんだなぁと改めて感じました。

イメージ 2

林の中でがさごそ音がするのでしばらく粘っていたら、やっと顔を出しました。あれ、これはなんだろうと思っていたら、

イメージ 3

ちょっと横を向いてくれました。ルリビタキだったのですね。

イメージ 4

山道をゆうゆうとキジの番が横切っています。雄ばかりに目がいって、雌を写すのを忘れてしまいました。キジも久し振りですね。

イメージ 5

薄暗い林の中をひらひらとあちこちで飛んでいる蛾がいます。やっと1匹止まってくれました。クロスジフユエダシャクです。そういえば、一昨年はこれを見にわざわざ林に行ったのでしたね。

イメージ 6

残り柿。

イメージ 7

センダンの実。

イメージ 8

これは畑の中だったので、植えてあったのかな。

イメージ 9

帰りに道端にヒメクダマキモドキがつぶれて死んでいました。そういえば、以前にもそんなことがありました。ブログを見ると一昨年の11月21日にもそんなことを書いていました。この時は20匹ほど死んでいたみたいです。今日は2匹。それに生きているのも1匹。何をしているのでしょうね。

朝、あまりに晴れていたので、どこに行くというあてもなく車に乗り、北に向かって走り出しました。今週の月曜日のことです。でも、結局、いつもの妙見山ケーブル駅に着いたので、一つ、妙見山にでも登ってみようと思ってケーブル駅の駐車場に停めました。いつもは新滝道コースを登るのですが、この日は大堂越コースを登ってみました。

駅のすぐ左脇の道を歩いていくと山道なります。いつものことですが、上りはしんどくて写真どころではなく、ひたすら登って行きます。およそ1時間ほどでリフト降り場に着き、すぐに頂上駐車場に着きました。急なところがなく、思ったより楽なコースでした。もう昼過ぎだったので、お茶屋さんでお昼を食べました。

イメージ 1

おにぎりセットを注文したら、こんな美味しそうな料理が出てきました。たっぷりのきのこ入りの味噌汁が魅力的です。

イメージ 2

登る途中で見た皇帝ダリアです。今頃はどこに行っても咲いていますね。

イメージ 3

イメージ 4

頂上付近での景色です。紅葉は1週間ほど前はもっと綺麗だったそうです。それでも、落ち葉が綺麗でした。

イメージ 5

帰りは新滝道コースを降りました。帰り道に見た紅葉です。

イメージ 6

帰りはちょっとだけシダを写しました。オオバノイノモトソウ。これは多かったです。

イメージ 7

イワヒメワラビは山ほどありました。

イメージ 8

リョウメンシダはぽつぽつ生えていました。

イメージ 9

コタニワタリは昨年も見たのですが、まだ健在でした。

イメージ 10

カラマツソウの仲間かなと思って写したのですが、実のところよく分かりません。

行きは二人だけ、帰りは誰にも会わず、往復2時間ほどのちょっとしたハイキングでした。

秋も深まってきましたが、まだ虫はいるかなと思って、家の周りを歩いてみました。いつものように川の土手に行ってみたのですが、草がすっかり刈られてまったく花はありません。仕方なく、土手を離れて用水路沿いに畑の中の道を歩いてみました。

イメージ 1

やはり虫はほとんどいませんね。11月も半ばだから仕方がないけど。やっとホタルトビケラを見つけました。いつもは無視するトビケラですが、今時は貴重です。

イメージ 2

ミヤマアカネもいました。何となく色褪せている感じですね。

イメージ 3

畑の端に皇帝ダリアが咲いていました。本当に背が高いですね。

イメージ 4

ちょっと花を拡大してみました。そういえば、昨年も同じ場所で撮ったのでしたっけ。

イメージ 5

ヒメアカタテハが2匹、追いかけ回っていました。1匹がゆっくりと滑空していくと、もう1匹がそれについていき、1匹が止まるともう1匹がこんな風に擦り寄ってきます。

イメージ 6

こちらはモンキチョウです。♀のモンキチョウが花に止まっていると、♂がその前でバタバタと飛んで見せています。

イメージ 7

イメージ 8

畑の脇にはヒメジョオンの花が咲いていました。そこにはウスモンミドリカスミカメがいました。

イメージ 9

しばらく歩いているとこんな虫もいました。ハエの仲間ですが、見たことがありません。家で図鑑で調べると、どうやらベッコウバエのようです。

イメージ 10

イメージ 11

花にはこんなごついハエが。たぶん、セスジハリバエの仲間でしょうね。

花も虫も少なくなり、何となく寂しくなってきました。昨年の冬はもっぱらシダ植物を見ていたのですが、今年は何をするかな。

昨日に引き続いて、11月5日に行った大阪の鶴見緑地の虫たちです。風車と地球館の前を過ぎて、咲くやこの花館に行ってみました。ここは1990年に開かれた花博で大阪市のパビリオンとして作られたものだそうです。今は、よく手入れの行き届いた温室になっていて、今年初めの日経新聞が行った温室ランキングで、京都府立植物園についで2位にランクされたところです。温室はよく行くので、この日は庭のお花畑に行って虫探しをしました。

イメージ 1

やはり虫はたくさんいました。このハエは前胸背の模様が変わっています。名前が分かるかなと思って図鑑を見てみたら、どうやらセマダライエバエというイエバエ科のハエのようです。

イメージ 2

ハチもいましたが、名前はなかなか分からないでしょうね。

イメージ 3

イメージ 4

このハナアブが気になって何枚も撮ってしまいました。シマクロハナアブというのではないかと思います。

イメージ 5

イメージ 6

後はいつものホソヒメヒラタアブです。

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

小さな虫が飛び回っていたので、頑張って撮ってみました。どうやらハチの仲間のようです。結構、たくさんいて花の中に潜り込んだりしていました。

イメージ 10

これは小さなハナアブです。腹部の模様からたぶん、シママメヒラタアブかその周辺のハナアブではないかと思います。

イメージ 11

イメージ 12

後はいつものヒメハラナガツチバチでした。

温室を歩いている人は多いのですが、外で虫を撮っている人はまったくいませんね。ゆっくり撮影出来ました。

11月5日に大阪にある鶴見緑地に行ってきました。もう秋も深まってきたので、虫はいないだろうなと思いながら。案の定、大池の周りにはほとんど虫がいません。これは駄目かなと思って、風車の方に行ってみました。

イメージ 1

そうしたら、こんなにコスモスがいっぱいです。この花を目指してハチやハエがいっぱい来ていました。

イメージ 2

イメージ 3

まずはツマグロキンバエです。いつもはハエだなと思うのですが、こんなコスモスに来ているとちょっと可愛らしいですね。

イメージ 4

イメージ 5

それにホソヒラタアブです。花はいっぱいなのですが、花壇が広いので、なかなか接写が使えません。結局、ほとんど望遠で撮ることになってしまいました。

イメージ 6

イメージ 7

これはたぶんミナミヒメヒラタアブだと思います。

イメージ 8

そしてセイヨウミツバチです。

イメージ 9

イメージ 10

それにヒメハラナガツチバチ。

イメージ 11

イメージ 12

それにクマバチです。「日本産ハナバチ図鑑」によると、キムネクマバチという名前になっていたのですが、名前が変わったのかな。

イメージ 13

それにチャバネセセリです。

次に地球館の方に行ってみました。建物の前に小川があって、そこにミゾソバが咲いていました。この花を目当てに虫がきています。

イメージ 14

まずはウラナミシジミです。

イメージ 15

それに名前のわからないハナアブ。

イメージ 16

それとキゴシハナアブでした。

この後は咲くやこの花館の外にある花壇に行ったのですが、それは次回にします。

↑このページのトップヘ