里山日記

北摂の里山近くに住んでいます。里山をぶらぶら歩きながら撮った虫や鳥、花の写真を載せています。時には旅先で撮った写真も載せます。

2015年09月

昨日の続きで家の周りを歩いて見つけた花を紹介します。

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まずは近くの川の土手で見つけた花です。これはウリクサの花です。これは本当は小さな花ですが、拡大するとこんな感じになりました。やはりゴマノハグサ科ですね。

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こちらはお馴染みのトキワハゼです。同じゴマノハグサ科ですね。

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ツルボの花はこんな感じでした。紫色が淡くて綺麗ですね。

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目立たない花もいくつか。これはオナモミの花です。ゴツゴツした塊がいっぱいついています。その塊の中の小さい花がそれのようです。

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クワクサはいい加減に撮ってしまいました。

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でも、よく見ると花が咲いていました。正面から撮ればよかったのですが・・・。

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これはオオニシキソウで、北米原産の外来種です。

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コニシキソウだと思って写したのですが、葉の中央に黒い模様のないのはニシキソウだそうです。

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河原に行く途中で見たクヌギです。実がこんなに大きくなっていました。

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近くの植木屋さんの庭で咲いていたものです。花をちょっと拡大してみます。

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変わった花ですね。調べてみると、バラ科のリンボクのようです。

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そのすぐ横で咲いていました。ヤマノイモの雄花だと思って写したのですが、全然違いました。調べると、イタドリの雄花に似ているのですが、丸い実がなっているのが変です。2つの木が混じっているのかな。観察力不足ですね。もう一度見に行ってきます。

家の近くに川が流れていて、その土手にいろいろな花が咲きます。この時期、虫が少なくなってきたので、少し花でも撮ってみようかなと思って歩いてみました。

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土手に行くまでにも道端に花が咲いていました。これはイヌホオズキだと思います。(追記:ネットで調べるとヒヨドリジョウゴかもしれませんね。今度、もう一度見てみます)

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それからブタナです。ブタナも最盛期ではないのですが、ポツポツと咲いています。

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こちらはキバナコスモス。今が盛りで道沿いにいっぱい咲いています。別に誰かが植えたというわけではないので、種が飛んだのでしょうね。

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その横にはタマスダレ。こちらは誰かが植えたのでしょう。これ、ヒガンバナ科だったのですね。

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石垣からか弱い花がちょこちょこ出ています。図鑑を見ても載っていないので、園芸種でしょうか。(追記:今、帰化植物図鑑で見たら、中米原産のペラペラヨメナかもしれません)

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やっと土手に着きました。土手には花は咲いているのですが、目立たない花ばかりですね。ヒガンバナはまだ目立つ方。土手にいっぱい咲いています。

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目立たないけど可愛い花が多いですね。これはマメアサガオ。北米原産の外来種です。

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そして、こちらはマルバルコウ。これも熱帯アメリカ原産の外来種です。

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こちらはコセンダングサ。これも熱帯アメリカ産の外来種です。

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シロバナセンダングサ。コセンダングサの変種でコシロノセンダングサとも呼ぶそうです。

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この黄色い花弁のものがセンダングサ?探すといろいろとありますね。

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目立たないところではタカサブロウ。これも外来種です。

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それからアキノノゲシ。

キク科を中心に載せましたが、他にもいろいろと咲いていました。後は次回に。

昨日の続きで、最近何度か家の近くの川の土手を歩いた時に見た虫たちです。9月も終わりになると、やはり虫は少なくなってきます。虫好きの私としては少々侘びしい気持ちになってしまいます。そんな時は、土手や野原に行って、花を一つ一つ覗いていきます。小さな虫がちょこちょこいます。

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このテントウ、変わっているでしょう。マクガタテントウといいます。ヒメジョオンの花と比べると、だいぶ小さいことが分かります。時々見ます。

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ヒメジョオンのは何はこんなクモもときどき見かけます。これはたぶんカニグモ科のハナグモでしょうね。

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これは小さなハエです。こんなハエでも名前が分かるのかな。ヤブガラシがハチの居酒屋だとすると、ヒメジョオンはカメムシ、テントウ、クモ、ハエなどいろいろな小さな虫たちのファーストフード店かもしれません。

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地面にはこの店には出入りできないマダラスズがいました。

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チョウはもうちょっと大きな花の蜜を吸いに来ていました。クロアゲハはヒガンバナ。

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ツマグロヒョウモンはキバナコスモス。

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ホシミスジはちょっと一休み。

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複雑な模様を持つアミメケンモンは倉庫の壁に止まっていました。

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クズの葉にはこんな大きな毛虫も。角があるのでスズメガの仲間ですね。調べてみると、トビイロスズメの幼虫でした。

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トゲナナフシもいたのですが、道で死んでいました。

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土手ではサワガニが動き回っていました。

最近、カメラを持って家の近くを何度か歩き回ったのですが、特に、目立った虫にも出会えず、写真ばかりが溜まってしまいました。それで、整理の意味で少しまとめてみました。今回はハチとカメムシです。

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ヤブガラシの花に来ていたヒメスズメバチです。腹の先が黒いのが特徴です。正面から見ると恐ろしい形相をしています。

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こちらは小型のコアシナガバチです。やはりヤブガラシに来ていました。あまり目立たない花なのですが、ハチには人気がありますね。

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こんな大きな蜂の巣も見つけました。これはヤマトアシナガバチのようですね。見つからないようにそっとその場を離れました。(追記:前伸腹節の模様と腹部の模様から、これはキアシナガバチかもしれません)

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これはミカドトックリバチです。何をしているのでしょう。

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ヒメジョオンの花にはいろいろな虫がやってきます。これはヒメナガカメムシです。

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これは両方とも、ウスモンミドリカスミカメでしょうね。

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そして、これはハリカメムシです。

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クズの葉裏にはこんな小さなカメムシがいっぱいついていました。メダカナガカメムシですね。

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そして、これはクサギカメムシの幼虫です。

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これはオオホシカメムシか、ヒメホシカメムシの若齢幼虫です。探すといろいろといますね。

兵庫県にある多田銀銅山周辺で写した花と虫の続きです。

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青木間歩から上流に少し歩くと道は二手に分かれます。その左手側に進むと、少し虫が出てきました。これはキンモンガです。

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それにたぶんイチモンジセセリ。

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この辺で見られるスジグロはヤマトスジグロみたいな感じです。はっきりした違いはよく分かりませんが・・・。

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この白い点々としているのはベニバナボロギクです。

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こんな感じで、ふわふわした種がいっぱい飛んでいました。

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さらに歩くと大露頭に到達しました。でも、柵があって近づくことはできません。

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その横にあった台所間歩です。こちらは中に入れません。

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谷筋は一面、ヘビノネゴザです。すごいですね。

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その先に瓢箪間歩がありました。これも中には入れません。

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この近くで見た奇妙なキノコ?です。調べてみると、シロソウメンタケ科のナギナタタケ辺りみたいです。

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スジグロシロチョウの番です。

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キタキチョウ。

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イチモンジセセリ。

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それにまた、キンモンガ。

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これはトラフムシヒキみたいです。探すとちょこちょこ虫がいますね。

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最後は悠久の館に戻ってきて、その向かいにあった広場に登ってみました。そこにあった精錬所後跡です。

とにかくヘビノネゴザが多いこと、スジグロシロチョウばかりだったことなど、ちょっと変わった環境だなと思いました。

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