里山日記

北摂の里山近くに住んでいます。里山をぶらぶら歩きながら撮った虫や鳥、花の写真を載せています。時には旅先で撮った写真も載せます。

2014年03月

晴れていたので、家の近くを散歩してみました。しばらく歩くと、石垣の上の茂みでガサゴソと音がします。何だろうと思って見上げてみると、思わず目が合ってしまいました。

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シカです。

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お尻の白さが目立ちます。よく見ると全部で3頭。1頭は私とは10mほどしか離れていないのですが、石垣の上なので安心ししているのか、じっとこちらを見るだけで逃げようとはしません。ほかの2頭は何となく逃げ腰です。

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やがて、こちらを見ながらですが、少しずつ離れていきました。最近、シカが畑にまで出てくるという話を聞いたのですが、こんな家のすぐ近くまでやってきているようです。

シカがいなくなったので、そのまま散歩を続けました。

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サクラの木の幹にヨコヅナサシガメの幼虫がわんさかいました。皆、もぞもぞと動いています。

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用水路の脇にはキケマンが咲いていました。咲き始めなのか、みずみずしい感じです。

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畦道ではカメムシの仲間が小さな木切れに口を差し込んで、樹液でも吸おうというのでしょうか。じっとしているので、じっくり撮ることができました。似た仲間が多いので、家で図鑑を調べてみると、アムールシロヘリナガカメムシという名前のようです。

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オオイヌノフグリには小さなヒラタアブの仲間が来ていました。花粉を脚でこすって口吻につけているような感じです。顔中、花粉まみれになっています。このヒラタアブはお腹の模様が変わっているので調べてみると、ツヤヒラタアブの仲間のようです。確かに胸背の部分がつやつやと光っています。(追記:ツヤヒラタアブのようです)

近くをちょっと歩いただけですが、いろいろなものが見られました。

春が近づき、虫がぼつぼつ出始めました。最近、カメラボディーをNikon D90からD7100に変えたので、接写の練習を兼ねて、散歩に行ってみました。晴れていたのですが、外は意外に寒くて、虫の姿はほとんど見かけません。仕方なく、手当たり次第に拡大して写してみました。

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苔の胞子嚢です。大きくしてみるとなかなか面白い形をしています。

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用水路脇の道でつくしが生えていました。つくしの穂を拡大してみました。多角形の変わった形をしています。その下に白い柱のようなものが見えています。

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穂が開くと、こんな姿になっていました。あの白い柱のなかに胞子が入っているでしょうか。

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タンポポの花に小さなヒラタアブが来ていました。

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前脚でしごくようにして、花粉を取っているようです。もう少し撮影したかったのですが、風が強くて強くて、とても落ち着いて撮影できませんでした。

3月も半ばが過ぎ、やっと春らしくなってきました。いよいよ待ちに待った虫の季節です。今日は久しぶりに接写用のカメラを持って、家の近くの川の土手を散策してみました。

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ビロードツリアブがいました。ハナニラの花に長い口吻を刺して、しきりに花粉を集めている様子。口吻の先が割れて、それで花粉を挟み込んでいる感じです。

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近くにホソヒラタアブもいました。止まってはすぐに飛び、産卵でもしている様子です。

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アリの巣も撮ってみました。

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穴から出てきた瞬間です。

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近くには小さなヒシバッタもいました。

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ヨモギの葉にはヨモギハムシもいました。探すと結構、いるでしょう。

春の花も接写してみました。

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オオイヌノフグリです。

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キウリグサかな?拡大しすぎて名前が分からなくなりました。

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これはナズナだったかな。

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そして、これはヒメオドリコソウ。

花が咲き、虫も出てきて、ようやく春の感じです。

昨日、寒さの中をちょっと遠出して、山道と川の土手、それに、畑の中の道を歩いてみました。鳥を撮りにいったのですが、山道では鳥はほとんど姿が見えず、代わりに木の花を撮ってきました。

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アセビでしょうか、山道に華やかに咲いていました。

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サンシュユはもうちょっとというところでしょうか。

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山道や民家の庭でロウバイは綺麗に咲いていました。

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麓ではウメが満開になっていました。

鳥の方は・・・。

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山道では盛んにさえずるホオジロと、

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エナガぐらい。エナガはちょこちょこ動くので撮影しにくいのですが、一枚だけうまく写っていました。

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畑ではいつもの場所にジョウビタキがいました。じっとしてくれるので、撮影しやすいですね。

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モズもいました。

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家に戻る途中の石垣にはいつもイソヒヨドリがいます。ちょっとこちらを気にしている様子です。

一昨日、家の周りを歩いたときに見た鳥の写真です。気温は4-5度しかなく、寒い一日でした。

この日は畑と川沿いの土手を歩いてみました。

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用水路の脇の畦道にはホオジロが3羽何かを摘んでいるようすです。しゃがんで近づいて行っても意外に逃げません。

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そこにイソヒヨドリもやってきました。イソヒヨドリはいつも屋根や石垣の上に止まっているので、こんな畦に降りて来ているのは珍しいなと思いました。

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ムクドリは放置された畑に数羽来ていました。

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畑にはアオジやハクセキレイ、ツグミも来ていました。ツグミは丸々と膨らんでいます。

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河原にはイカルチドリがいました。近づくと警戒してじっとしていたのですが、やがて飛び去ってしまいました。

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セグロセキレイもいました。

でも、この日の主役はジョウビタキでしょう。行く先々で姿を見せてくれました。

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ジョウビタキは近づいても逃げないし、愛嬌のある姿でいつ見ても可愛いですね。

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