里山日記

北摂の里山近くに住んでいます。里山をぶらぶら歩きながら撮った虫や鳥、花の写真を載せています。時には旅先で撮った写真も載せます。

2014年02月

昼間、ちょっと暖かくなったので、お昼前に家の近くを歩いてみました。相変わらず、鳥は少ない感じです。川の土手を何の気なしに歩いていると、すぐ近くにイソシギとチドリがいたようです。慌てて飛び出しました。それぞれ少し離れたところに止まったので、写してみました。

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イソシギは白い羽が本当に綺麗です。

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チドリはイカルチドリだと思います。こちらを気にしてじっと見ています。

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川にはキセキレイもいました。

畑の方へ歩いて行くと、いつも農作業をしているおばさんに会いました。玉ねぎの周りにネットを張っています。この間、シカが出てきてタマネギの芽を15個も食べてしまったと嘆いておられました。こんな民家の近くの畑までシカが出ているのかとちょっと驚きました。

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畑には、ツグミと

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ハクセキレイがいました。

散歩の終わりに家の近くの石垣に着くと、いつものようにイソヒヨドリがいました。

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人懐っこいのか近寄っても逃げないので、つい撮影してしまいます。

今日見た鳥のリストです。

スズメ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、エナガ、メジロ、ジョウビタキ、ツグミ、ホオジロ、イソヒヨドリ、セグロセキレイ、キセキレイ、ハクセキレイ、コサギ、イソシギ、イカルチドリ

今年は鳥が少ないので、どうも外を歩く気力があまり起きません。それでも、歩くことに意義があると思って、昨日は川沿いと山道を歩いてみました。

川の土手に作業用に用いられるような小屋があります。

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そのブロック壁に一匹のクビキリギスが止まっていました。今頃?と思って、家に戻ってから調べてみると、クビキリギスは秋に羽化して、そのまま成虫越冬すると書いてありました。「アリとキリギリス」の話では、キリギリスは夏の間遊んでばかりいて、冬に食べ物がなくなるとアリに分けてもらおうとするが、アリに断られて餓え死にしてしまうことになるのですが、クビキリギスは越冬する準備をたっぷりとしていたのでしょうね。

川沿いの土手を歩いてみましたが、川にも畑にもさっぱり鳥がいません。仕方なく、山道に向かってみました。

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民家の庭には綺麗なロウバイが咲いていました。

山道では、あちこちでウグイスがジャッジャッとうるさく鳴いていましたが、姿はさっぱり見えません。後はヒヨドリが鳴いているくらいで、やはり鳥の姿はほとんど見かけませんでした。

山道から下りてきて民家が見えるようになると、ジョウビタキがいました。

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ジョウビタキを撮っていると、近くの畑の茂みの中に、何か黒い鳥が走り込みました。何だろうと思って、その茂みの先から出てくるの待ってみました。5分ほどして顔を出したのがクイナでした。

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ちょっと顔を出しただけで、また、もとの茂みに入り込んでしまいました。しばらく待っていたのですが、なかなか出てきません。

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ちょっと離れたところをシロハラが歩いていたので、それを撮影していると、その間に茂みを抜け出したみたいです。茂みの先の土手のところをちらっと横切る姿が見えました。図鑑で調べてみると、冬季は本州中部以南で越冬するとのこと。昔から、この里山を歩いているのですが、クイナの姿を見たのは初めてです。何もいないだろうなと思っても、やはり歩いてみるものですね。

昨日は朝晴れていたので、いても立ってもおられず、淀川河川敷に行ってみました。前回行ったのが1月中旬だったので1ヶ月ぶりです。この日は阪急中津駅で降り、そのまま淀川に沿って歩き、守口市の太子橋今市駅まで行ってみました。距離を測ってみると、およそ8km。この間が12kmだったので、この日の方が少し楽な感じでした。

淀川に着くと、空は曇っていて冷たい風が吹いています。大変寒くて、鳥の姿も水鳥を除いてほとんど見かけません。

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やっと一羽近くに止まってくれました。初め、カシラダカかなと思ったのですが、やはり、この間と同じオオジュリンかもしれません。

新御堂、東海道線を通り過ぎた辺りで、土手で何かを摘んでいる群れがいました。

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スズメの群れに混じってヒバリも何羽かいます。

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近づくと、スズメは皆逃げてしまったのですが、ヒバリが2羽、なかなか逃げません。とうとう2mくらいまで接近したのですが、相変わらず一生懸命に摘んでいます。お陰でゆっくりと撮影出来ました。

岸の近くの川ではカンムリカイツブリが浮かんでいました。

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水に映った姿が面白くて、何枚か写真を撮りました。遠くにはホオジロガモもいたのですが、ちょっと距離がありすぎて写真は撮れませんでした。

毛馬を過ぎて、城北ワンドに近づくと、何となく鳥が少なくなってくる感じです。やたらスズメが群れて鳴いている姿が目立ちました。

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バンが陸地で何か探しています。こうしているとあまり気が付かないのですが、

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意外に脚が大きいのですね。

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これはカイツブリの幼鳥でしょうか。ちょっと変わった感じです。

城北ワンドの終わり付近で、また、カンムリカイツブリを見ました。

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写真を撮っていると、すぐ近くにスズメがいます。

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わらの中に入って羽でも乾かしているのでしょうか。1mほどしか離れていないのに、まったく逃げようとはしません。近くにはヌートリアの姿も。

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しばらく待っていたのですが、ずっとこのままの姿で、結局、顔を見せてはくれませんでした。

変わった鳥にでも出会わないかなと思って歩いているのですが、いつも、普通種ばかりですね。

奈良の西大寺に来たついでに、平城京跡を歩いてみました。

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歩き始めてすぐにハクセキレイが出てきました。愛嬌のある仕草で近くをうろうろとしています。

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水がたまった原にはアオサギもいました。

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しかし、昼すぎだったのですが、気温は3-4度。さえぎるものが何もない原っぱには、強い風が吹きまくり、まるで冬山を歩いているような感じでした。

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マフラーを巻き、手袋をはめて、丸くなりながら歩いていたら、草むらを何か動く姿が。ヒバリが10羽ほど、何かをついばんでいました。望遠で撮ったのですが、風が強くてカメラが定まりません。やがて、草むらの中を人が歩いてきて、どこかに行ってしまいました。

こんな風の中、奈良県ウォーキング協会主催の100名ほどのグループが歩いてきました。皆、大変元気です。皆から少し元気をもらって水上池の方に行ってみました。水上池の周りにはフィールドスコープや望遠レンズを持った人がちらほら。何を狙っているのでしょうか。

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私はいつものようにカイツブリを撮りました。

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マガモの群れがいたので、撮影していると、誰かがその群れに近づいたようです。

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慌てて飛び立って行きました。

結局、水上池を一周したのですが、昨年見たミコアイサはわずか2-3羽、しかも、ちょっと遠くて撮影できません。そのまま、西大寺方面に歩いて行くと、途中の佐紀池に群れがいました。

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全部で10羽ほどでしょうか。しばらく粘っていたのですが、身体の芯まで冷えてしまっていたので、あまり長居はせず、帰ることにしました。

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