里山日記

北摂の里山近くに住んでいます。里山をぶらぶら歩きながら撮った虫や鳥、花の写真を載せています。時には旅先で撮った写真も載せます。

2013年12月

今日は久しぶりに良い天気で、天気に釣られて思わず散歩に出かけました。でも、気温は5度、あちこちに氷も残る寒い一日でした。

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歩き始めてすぐ、近くの枝にモズが止まりました。ちょうどよい距離だったので、じっくりと撮ることができました。モズというと嘴が鋭くて一見獰猛な感じがしますが、よく見ると、物思いに沈んだような可愛い顔をしています。

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あちこちでメジロの声がするのですが、枝が邪魔してなかなかうまく撮影できません。

今日は川沿いではなくて、山の方へ行ってみました。

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初めに出会う池はこんなに緑の藻で覆われていました。

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池を過ぎてもう少し歩くと、数羽の鳥がパッと藪に潜り込みました。何だろうと思って、近くにしゃがみ込んで待っていると、のこのこと1-2羽姿を表しました。カシラダカでした。

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小屋にぶら下がっていたスズメバチの巣はそのままになっていました。その横をおっかなびっくり通りすぎて、別の池に行ってみました。

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その池でも2-3羽ぱっと飛び出す鳥がいました。今度はホオジロでした。

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一番奥にある池に行こうと思って歩いていると、山でよく会う知人が休んでいて、池にオシドリが6羽来ていたのだけど、近づいたら皆飛んでいってしまったということでした。一応、行ってみると、池の半分近くは凍っていて、なんの姿も見られませんでした。

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仕方なく、山道をそのまま歩いて行ったのですが、鳥の姿はほとんど見かけません。最後に、カワラヒワに出会えただけでした。

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お昼が過ぎたので、家に戻る途中、崖の上にイソヒヨドリが止まっていました。盛んにこちらを気にしているのですが、不思議に逃げません。じっくり撮影できました。

昨日は寒かったのですが、運動のつもりで外を歩いてみました。案の定、鳥も虫も姿がなく、全体に静かな感じです。仕方がないので、今日は身近な鳥をじっくり撮ってみようと思っていたら、下を流れる川にコサギがいました。

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片足を震わせてしきりに魚を追い出している様子。魚をくわえた瞬間を撮ってみようと思って、カメラを構えていました。

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やっと捕まえたと思ったのですが、動作が速くてブレてしまっていました。シャッター速度を上げて、テレコンをつけてもう一度挑戦です。

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うまくいったかなと思ったのですが、今度は藻をくわえたようです。

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がっかりしたのか、ちょっと変な顔をしました。しばらく粘っていたのですが、なかなか魚が捕れなくて、とうとうこちらが根負けです。

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土手を歩いていると、向かいの土手にカワセミが止まっていました。寒いのかかなり膨らんでいます。ちょっと遠かったのですが、今度はカワセミの飛ぶ瞬間を撮ろうと思って、シャッター速度を1/800sにして、テレコンを取り付け、土手にしゃがみ込んで待ち続けました。一瞬、視野からカワセミがいなくなったと思ったので、シャッターボタンを押し続けました。見ると1mほど先に止まっています。

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同じ視野内なので、これはいいなと思って、家に帰ってから見たらがっかり。やはりブレていました。

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最後はカワウです。いかにも飛び出しそうな雰囲気だったので、橋の上でじっと待っていました。ようやく飛んだと思ったら、今度はシャッターボタンを押すタイミングが遅かったみたいです。

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・・・・。

気温が低く、曇っていたのですが、健康のためと思って自宅近くを歩いてみました。この日の散歩コースは川の土手と用水路沿いです。

家を出てすぐのところで、葉を落とした木に鳥が飛び込みました。

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そのままじっとして動かないので、近づいてみるとツグミでした。この冬、初めてかなと思ったのですが、最近、外を歩いていないので、もっと前から来ていたのかもしれません。

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川の中の石の上にイソシギがいました。陽がさして逆光だったのですが、背景の水の模様が面白かったのと、嘴が光っていたので、写してみました。

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すぐそこに、キセキレイがちょこちょこと動いてみました。

虫好きなので、虫の姿も探してみたのですが、ほとんど見当たりません。

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わずかに、橋の横に止まっていたカバエダシャクがいたのが目立った程度でした。

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後は、葉の裏にピタッとくっついて動かない毛虫。

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土手に建っている小屋の壁に止まっていた毛虫。いずれも名前は分かりません。

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同じく小屋の壁に止まっていたヤミイロカニグモです。こちらはカメラを近づけると、もそもそと動き出しました。

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最後に、用水路脇でキケマンの花がまだ咲いているのを見つけました。

鳥見に鶴見緑地に行ったのですが、着いたときには雨。仕方なく咲くやこの花館に入り、花の写真を撮ることにしました。温室に入っても、あまりに花が多くて何を撮影してよいやら、さっぱり分かりません。

とりあえず、ハイビスカスの原種を撮ることにしました。

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ヒビスクス・クレイ

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ヒビスクス・リリフロラス

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ヒビスクス・コルムナリス


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ヒビスクス・アーノッティアヌス

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ヒビスクス・ワイメアエ

ハイビスカスといってもいろいろな種類があるものですね。

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ちょっと先にトックリキワタの花がありました。普段は高いところで咲いているのに、この日は手の届くところにありました。

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ジャスミナム・レックス(スタージャスミン)

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ボルネオソケイ

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ヒマラヤの青いケシ(メコノプシス・グランディス)

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ハマベマンテマ

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カシポオキナグサ

こんな花を撮っていたら、外は雨も止み、少し青空も見えてきました。それで、大池に行ってみることにしました。

大池にはカモがいろいろといるにはいるのですが、いつも見ているカモたちばかりなので、どうも撮影意欲が湧きません。

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バンがいました。カモと比べるとずいぶん小さい感じです。地面をちょこちょこと活発に動きまわっています。

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オオバンもいました。

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ハシボソガラスもなんか愛嬌がありますね。

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ユリカモメです。近くで餌を撒いている人がいるとホバリングをするので、撮影しやすいですね。

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向こう岸にはゴイサギの幼鳥の姿が見えました。

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綺麗な並木です。メタセコイヤなのかラクウショウなのか分からなかったので、葉っぱを拾ってきたら、小葉が対生になっていてメタセコイヤの方でした。

初め天気は良かったのですが、だんだん雲が多くなり、気温も低い一日でした。このところ、クロスジフユエダシャクのメスばかり追いかけていたのですが、この日は少しのんびりと散策をしてみようと思って家を出ました。でも、足は自然にフユシャクのいる落ち葉の道へ向かっていました。

落ち葉の道へは、右側がゆるやかな崖になった、薄暗い遊歩道を歩いていきます。崖の部分には雑木が茂っていて、いろいろな鳥の声が聞こえます。しかし、なかなか姿を見せてくれません。ふと崖と反対側の土手を見ると、すぐ近くにジョウビタキが止まっているのが見えました。

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でも、カメラを向けるとすぐに逃げてしまいました。

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モズもいましたが、やはり、カメラを向けると飛び去ってしまいました。

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薄暗い林の中では、珍しくカケスの群れがいました。カケスの声はよく聴くのですが、なかなか写真が撮れないので、今日は少し粘ってみようと思いました。カケスの動きを見ていると、ときどき地面に降りて何かしています。そこで、崖を少し下って、降りてきそうな平坦な場所で待つことにしました。待つこと10分、1羽が地面近くの枝に降りてきました。でも、こちらの気配を察したのか、一瞬でまた、高い木の枝の中に隠れてしまいました。その一瞬の写真です。顔はうまく写らかなったのですが、青い模様はなんとか写りました。

落ち葉の道に着いてみると、あれほど多かったクロスジフユエダシャクのオスの姿はほとんど見かけません。ざっと数えても10数匹飛んでいるだけです。やはり寒いと活動しないのかもしれません。落ち葉を踏みしめて歩いていくと、足を踏み出すごとに落ち葉の間から蛾が飛び出します。寒いと、落ち葉に止まってじっとしているのですね。

仕方なく、樹の幹や杭の先に止まっているメスがいないかと思って探してみました。メスはいなかったのですが、代わりにカメムシがいました。

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枝に止まっていたクヌギカメムシの仲間です。クヌギカメムシには3種類もあって、ちょっと見では種類までは分かりません。

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こちらは柵の手すりに止まっていたツヤアオカメムシです。こんな感じで2匹、じっとしていました。

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木の幹には信じられないくらいお腹の大きなクヌギカメムシの仲間がいました。

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正面から見るとこんな感じです。ゆっくりゆっくりと木を登っていました。カメムシ図鑑によると、「晩秋にひも状の卵塊を樹幹に産みつける」とのことです。これから産卵なのでしょうね。

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