里山日記

北摂の里山近くに住んでいます。里山をぶらぶら歩きながら撮った虫や鳥、花の写真を載せています。時には旅先で撮った写真も載せます。

2013年07月

出張のついでに名古屋の東山動物園に行ってみました。小学生の時分に行ったきりで、何十年ぶりかの訪問です。朝、雨が降っていたのですが、出かけた10時ごろには幸い雨もあがり、その代わり、照り返すような日差しが待っていました。

最近は、動物園に行くともっぱら鳥の写真を撮っています。

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正門を入るとすぐ右手に池があり、そこにコクチョウがいました。水に浮かぶ優雅な姿です。

動物園の園内マップを見ると、左手の北園エリアと、直進方向の本園エリアに鳥がいるようです。そこで、まず、階段を登って北園エリアに行ってみました。

登ったすぐそこに、ちょっと変わったコンドルがいました。大阪の天王寺動物園にはコンドルとヒメコンドル、キガシラコンドルがいたのですが、ここには別の種類もいます。

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中南米に生息するクロコンドルです。説明によれば、視覚だけでなく、臭覚も鋭く、匂いでも動物の死骸を探すとありました。

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これはヒメコンドルです。これもクロコンドルと同じ地域に住み、両者、混群をつくると書いてありました。

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中米からアルゼンチン北部に生息する、トキイロコンドルです。変わった色のコンドルで、今回初めて見ました。

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次にキジとツルのいるところに行ってみました。キジ類は檻が狭く、また、中が暗いので、なかなかうまく写せません。これはコシジロヤマドリというヤマドリの亜種だそうです。九州だけに住み、絶滅危惧種に指定されています。

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これはオオホウカンチョウという南米北部熱帯雨林に住む鳥です。とにかく顔が変わっているので、アップして載せました。上がメス、下がオスのようです。

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ワライカワセミもいました。この鳥は以前、オーストラリアに行った時にホテルの庭にやってきて、びっくりしたことがありました。オーストラリア東部にだけ生息するようです。

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これはアネハヅルです。どこの動物園でもいるのですが、すっきりとした美しさがあり、つい撮影してしまいます。アジア内陸部に住み、ヒマラヤ山脈を越え、時々日本にも飛来するそうです。

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キジ・ツルを見終え、コンドルのいる檻の横を通り、本園エリアに戻りました。ここから、ゾウ舎を越えて、ペンギンのところまで行きました。比較的狭いところにイワトビペンギン、フンボルトペンギン、オウサマペンギンがいました。あちこちにミストが設置してあり、暑いのかその中でじっとしているペンギンが多かったです。この写真はミストの中でじっとしているイワトビペンギンです。

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上池とコアラ舎の間で、大きな望遠レンズをつけたカメラを近くの木に向けている方がいました。近くを通った時にカメラの方向を見るとそこに黒っぽい鳥がいます。何の鳥かと尋ねてみると、アオバズクだと言うことです。動物園にいるので飼われているような感じですが、野生で、毎年見られているようです。思わぬ収穫でした。

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次にバードホールも行ってみました。途中、インコのエリアもあったのですが、あまりに檻の目が細かく、写真はほとんど全滅でした。このバードホールは鳥が放し飼いにしてあり、また、涼しいので、中でちょっと一休みです。この写真は東南アジアに生息するシマハッカンです。これはメスの方で、せわしなく動き回っていました。オスの姿を探したのですが、とうとう見つかりませんでした。

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この奇妙な鳥はアフリカに住むフサホロホロチョウです。

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北米に住むクロエリセイタカシギです。どこの動物園でもいるのですが、可愛いので、つい撮影してしまいます。

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最後に小鳥とリスの森に行ってみました。ここにもいろいろな鳥が放し飼いにされていたのですが、木々の間でけたたましく鳴く鳥がいました。見てみるとコジュケイでした。コジュケイは私の家の近くにもいるのですが、じっくりと見たことがなかったので、コジュケイばかりを追いかけて撮影しました。オスもメスも時々鳴くのですが、小さな体の割には大変大きな声です。

この後、植物園の温室をちょっと見て、帰りはスカイビュートレインに乗ってみました。平日だったせいか乗客は一人だけ。上から動物園を撮影しようと思ったのですが、思ったより振動が激しくて、まったく撮影できませんでした。

昨日、山道で見た昆虫の続きです。前回はトンボ、チョウ、ガだったのですが、今回はそれ以外の昆虫です。

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家のすぐそばにエノキの木があるのですが、何の気なしにそれを見てみると、何匹かのタマムシが飛んでいるのが見えました。しばらく見ていると、1匹が葉っぱに止まりました。そのうち、もう1匹が近くに止まり、初めに止まっていたタマムシに近づき、とうとう重なって交尾の態勢に入りました。その間、最初の個体はじっとして、相手が来るのを待っていたようでした。

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山に向かって歩きながら下を見ると、花や葉っぱには小さなハムシ類がいろいろいます。これはクロウリハムシでしょうか。

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これもはっきり分かりませんが、アカクビボソハムシかなと思います。

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小さいハムシですが、ルリマルノミハムシかなと思っています。

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こんな変わった形のハムシもいました。ジンガサハムシです。背中が金色に光っています。

ハムシ以外にもいろいろと変わった虫もいました。この間も思ったのですが、曇っている日でも意外に虫が多いですね。それに、曇っていると虫もじっとしているので、写真も撮りやすい感じです。

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アブらしい虫が地面に止まっては飛んでを繰り返していたのですが、どんどん私に近づいてきて、とうとう足元に止まりました。コウヤツリアブのようです。

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これはアミガサハゴロモですね。何だかステルス戦闘機のような形をしています。

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白い小さな虫が二匹ふらふらと飛んでいました。ピントを固定してストロボをたいて撮影したら、偶然ピントが合いました。左の黒いのは影です。まるで妖精のような奇妙な形をしていますが、いったい何なのでしょう。

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これはクロハラヒメバチというハチです。結構大きなハチです。

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これはこの間も出てきたムモンホソアシナガバチでしょう。

山道を歩いていると、ブーンという大きな音がして、スズメバチかなと思わず振り向くことがあります。この間、振り向いたら、タマムシが飛んでいました。この日は、オオスカシバという蛾が飛んでいました。皆、結構大きな音を立てて飛ぶのですね。

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バッタもいっぱいいました。翅が短いのでフキバッタの仲間だと思うのですが、それ以上はよく分かりません。

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草むらの中を見るとキリギリスがいました。キリギリスはニシキリギリスとヒガシキリギリスという2種に分けられ、しかも、近畿地方には両者が混生しているというので困ってしまいます。別の写真では翅が体より少し長いのが分かるので、おそらくニシキリギリスかなと思っています。

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ミクリが生えている池に行ってみるとバッタがいっぱい止まっていました。どうやらミクリの葉っぱをかじっていますね。これはツマグロバッタというようです。池の傍を歩くとバッタが数匹ずつ次々に飛び上がるという感じでした。

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これは帰りに見たものです。クズの葉っぱでしょうか、変わった模様のバッタが止まっていました。図鑑で調べてみると、クルマバッタモドキの幼虫のようです。

今まで、里山散策をしていてもあまりバッタに注意を払わなかったのですが、よく見るといろいろな種類がいますね。

曇っている分だけ、幾分、暑さはましなのですが、それでも蒸し暑く、汗が噴き出るような一日でした。そんな中、いつもの山道を歩いてみました。この日は、里山のため池巡りをしてみました。

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ため池巡りなので、トンボが多かったのは当然なのですが、その中でもキイトトンボの数が多いのが目に付きました。池の周囲でも畑の中でも、あちこちで見かけました。その中にはこの写真のように連結しているものもたくさんいました。

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クロイトトンボもいたのですが、数は少なめでした。

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池の中ではショウジョウトンボとオオシオカラトンボが多い感じでした。オオシオカラトンボが連結していたので、横から撮ろうと移動するとすぐに飛び立って、また近くに止まります。そこで、こちらも移動して撮ろうとすると、また飛び出すというのを何回かして繰り返しているうちに、とうとう連結が外れてしまいました。オスは必死にメスを追いかけているのですが、なかなか連結までには至りません。なんだか悪いことをしていまったようで、さっさとその場を去りました。

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数は少なかったのですが、池にはハラビロトンボの姿も見えました。

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池は全部で8つほどあるのですが、4つ目まで来たときにチョウトンボが飛んでいるのが見えました。池の端あたりを飛んでいて、なかなか止まってくれません。諦めて先に進むと、今度は7つ目の大きな池に、また、チョウトンボの姿が見えました。今度は撮ろうと待ち構えていたのですが、やはり、なかなか近寄ってくれません。辛うじて撮影できたのが上の写真です。

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池の近くには、か弱い感じの小さな赤とんぼがいました。どうやらヒメアカネのようです。この辺りでは、夏にマユタテアカネやリスアカネの姿を見ることがありますが、ヒメアカネは夏には初めてです。

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林の中にはハグロトンボがいました。ハグロトンボの羽ばたく姿はいつ見ても面白いです。この写真のトンボはいつも正面を向いて止まるので、正面から羽ばたく姿を撮ろうと、じっと待っていました。羽ばたき始めめた途端に連写で撮影するとこんな感じの写真になりました。

トンボではそのほか、シオカラトンボ、コシアキトンボ、オニヤンマ、クロスジギンヤンマ、オオヤマトンボ、ウスバキトンボなどがいました。オニヤンマは池の隅のやや高いところを旋回していたので、何回か撮影したのですが、どれもうまく撮れませんでした。

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蝶ではセセリチョウが目に付きました。これはコチャバネセセリです。

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キマダラセセリはちょうど翅を開いて止まっていました。

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道端で飛んだり止まったりを繰り返していました。チャバネセセリです。

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この蛾は初めて見る蛾で、名前がなかなか分かりませんでした。何となくヒトリガの仲間かなとか、ヤガの仲間かなとか思って図鑑を見てみたのですが、見つかりません。ほとんど諦め気味になっていたときに、やっと見つかりました。ヒトリガの仲間のキベリチビコケガというそうです。昔の図鑑では産地が九州となっているのですが、新しい図鑑では、愛知以南になっていました。

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カラムシの葉に翅を広げて止まっていました。スカシエダシャクです。本当に翅が透けている部分があります。

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木の幹に止まっていた時はほとんど気が付きませんでした。私が近づくと飛び上がってたので、やっと存在が分かりました。飛び上がった後、すぐ近くの幹に止まったので、写真が撮れました。キシタバの仲間のコシロシタバです。それにしても、まさに保護色ですね。

そのほかの昆虫は、また、次の時に出します。

毎日、暑い日が続くので、なかなか外の散歩に出かけられません。そんな中、昨日は少し曇っていたので、思い切って河原と山道を歩いてみました。気温は31-2度はあったのですが、日差しが弱くて、比較的楽でした。それでも、蒸し風呂の中を歩いているような感じで、汗がひたたり落ちていました。

河原を歩いていても、およそ虫も鳥の姿も見かけません。でも、山道に入ると俄然虫が多くなりました。そんな中、美しいトンボに出会いました。

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目が青色、胸と胴体が黄色と黒で、大変綺麗です。道端のシダに止まっていたのですが、近寄っても意外に逃げません。いろいろな角度から撮影して、そのままそっと横を通り過ぎました。家に帰ってから調べてみると、ヤブヤンマのようです。曇っている日は虫もじっとしていることが多いので、かえって写真が撮りやすい面もあります。

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池の傍を、黄色い棒がちょこちょこ飛んでいました。しばらく飛んだと思うとすぐに止まります。止まったと思うとすぐに飛び始めます。キイトトンボでした。

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キマダラセセリです。上の写真はストロボをたいたら、びっくりして飛び出した、その瞬間です。結果的に翅を開いた姿が撮れました。

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上はホソバセセリ、下はコチャバネセセリです。曇っていたからか、セセリの姿が目に付きました。

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暗い林の中にいました。その中で、白い縁模様が目立っていました。シロヘリカメムシです。

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歩いていたら、いきなり目の前をバッタが飛んできました。そして、民家の塀に止まりました。少しずつ近づいていったのですが、警戒はするものの意外に逃げません。バッタは詳しくないので、家で調べてみたのですが、ホソクビツユムシというのに似ている気がしますが、はっきりとは分かりません。

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これもバッタです。上がオス、下がメスかなと思います。共に、翅がやけに短いので、フキバッタの仲間だと思います。図鑑を見てみると似た種類が多くてうんざりします。近畿地方だから、キンキフキバッタかなと思うのですが、ほとんど決め手がありません。(追記:フキバッタの区別がまだよく分からないので、とりあえず保留にしておきます)

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川沿いを歩いていて虫の姿を見かけないと、つい、クモの姿ばかりが目に付くようになります。これは大きなクモで、何か獲物を抱いているような感じです。コガネグモです。

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ちょっと変わった感じのクモですが、ヤハズハエトリです。大きな目でこちらを睨んでいます。

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これはササグモですね。

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これはサツマノミダマシだと思うのですが、あまり自信はありません。

河原を歩いているときは、クモばかり目に付いたので、今日はクモを中心にするしかないなと思っていたら、山道で綺麗なトンボを見つけたので、ちょっと嬉しくなりました。

近畿地方も早々と梅雨明けになりました。朝から晴れているので、それに釣られて思わず散策に出たのですが、大変蒸し暑かったです。

近くの崖にえん堤が造られているのですが、その上に登ってみました。

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ナンキンハゼに花が咲いていました。

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小さいクリの実ができ始めています。

えん堤の下を覗くと、途中の枝にトンボが止まっているのが見えました。ちょっと危ないかなと思ったのですが、斜面がそれほど急でなかったので、えん堤を1/3ほど降りて、近づいて撮影しました。

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ずいぶん尻尾を上げて止まっています。時々、思い直したように飛び出し、また、近くに止まります。家で図鑑で調べてみると、ウチワヤンマでした。ウチワヤンマは通常、大きな池などで見るのに、こんな山の中のえん堤にいるところを見たのは初めてです。

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えん堤の横を降りて河原に行き、川から水を引いている用水路沿いを歩いてい見ました。用水路の近くで、翅がかなり痛んだキイロサナエがいました。この用水路ではいつも見ることができます。

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用水路の近くではモンシロチョウのメスが拒否の態勢を取っているのに、オスが盛んにアタックをしていました。

日向を歩くにはあまりに暑いので、林の端にある日陰に行ってみました。その日陰で座り込むと、草の葉の上に小さな虫がたくさんいるのが見えました。

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小さなバッタの赤ちゃんですが、これはササキリの幼虫でしょうか。歩いていると見過ごしそうな大きさです。

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名前の分からないハチです。

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これはハエの仲間です。ネットで調べてみると、ミズアブ科のハキナガミズアブのようです。実に綺麗ですね。

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これはチビタマムシの仲間です。大きさが2-3mmほどしかなく、どの種も皆似ているのでよく分かりませんが、翅の模様からヤナギチビタマムシかなと思っています。あまり自信はありませんが・・・。(後に、クズの葉を食べることが分かり、クズノチビタマムシではないかと思います。)

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初めハムシの仲間だとばかり思っていたのですが、調べてみるとオトシブミの仲間のようです。カシルリオトシブミというのに似ています。

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白い点がはっきりしています。ムラサキシラホシカメムシだと思います。

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この間も同じ場所で見たのですが、ムモンホソアシナガバチだと思います。アシナガバチにしては、少しか弱い感じがします。

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地面を歩き回っていました。これはおそらくキマワリです。

普段、歩いているとあまり気が付かないのですが、ちょっとしゃがみ込んで周りを見てみると、いろいろな虫が見えてきます。

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